D&C術後の経過とhCG
今回も過去数回のお話の続きです〜
術後の経過、変化について
術後の経過
術後はcramps(生理痛のような痛み)と出血が少しの間あるでしょう、ということでした。
痛みに関しては妊娠中にも子宮が大きくなる際の収縮と思われる時々感じる軽い痛みと同じような感じで全く気になりませんでした。
出血は当日にはほぼspottingだけになり、一日に数滴くらいの日が続き、9日目には完全に止まりました。
仕事も手術翌日には復帰しました。
hCG
これは(これまでの数回もだけど)流産手術直前もしくは直後の人しか興味がないであろうホルモンのお話。
妊娠時のみ出るとされるhCGホルモンがうまく下がらない/ゼロに戻らない場合は子宮内に組織が残っていて再手術が必要になったり、ホルモンが体から消えるまでは妊娠できない等言われています。
EPACでは術後のフォローアップは特に問題が無ければありませんが、"1ヶ月後にこれを使って陽性だったら教えてね"と妊娠検査薬一つを渡されました。これで陽性の場合は診察が必要になります。
論より証拠、とにかくデータで知りたい私は術後1週間にして早速自宅にあった検査薬にてテストしてみることに。(基本の医療費無料で自分のタイミングあれこれできないし細かいことは要求できないカナダ、それなら自費でできることなら自分で調べてみるのもあり。)
これで宙ぶらりんの待機期間もデータを基に自分の体で起きていることを少し把握できます。
私は今回の、手術から7日目のテストでうっすらグレーの、ぎり判定可能レベルまで(hCG25から検知するようなのでおそらく50以下程度?と予測)下がっていました。細かいことは分かりませんが、手術の目的である組織の除去はうまくいったのではないでしょうか。
妊娠中どこまでhCGレベルが上がってしまったかにもよりますが、手術がうまくいっていた場合でも、術後数ヶ月経っても数値がゼロに戻らない人もいるようなので、これは不幸中の幸いかもしれません。
身体の変化
もともとつわりもほぼ皆無と言っていいほど無かったのですが、胎児の成長が止まったあたりから始まった、空腹時の胃痛だけはなぜか残っていて、今も早朝胃痛で目が覚めます。
これは妊娠と関係が無いのではと思うのでもう少し様子を見て、クリニックで診てもらおうかな。
妊娠してすぐにパンパンに太くなった太ももは割とすぐに元の(それでもややchubby)サイズに。
他、妊娠がわかるちょっと前から爆増した食欲と(ものすごい食欲が突然落ち着いたのも、胎児の成長が止まったあたりだったな)膨満感で全体に膨らんだ体も食事制限と妊娠初期には良くないようで控えていた、体を捻るような体操もちょっと取り入れ術後3週間でほぼ元(chubby)に戻りました。
そして後から思い知る、妊娠中の集中力のなさ!
個人差もあるかと思いますが、私は術後の方が断然仕事に集中できています。(妊娠判明直前には一番気をつけていたミスもしてたな‥)
気持ちの変化
流産の8割は染色体異常の自然淘汰だとか言われているけど、"心拍確認後の流産率は5%(10%との意見も見る)だからね、おめでとう!"とクリニックから送り出されたのにその数パーセントに該当した以上、8割の染色体異常じゃなくて残りの2割に該当するのでは?などと考えたりもしました。
確率が0でない限り、安心なんてものはないな、と思いました。
でも今は、そういう、考えてもどうにもならないことを考えるのはよして毎日をハッピーに過ごせるように、今ある環境を楽しもうという気持ちでいます。
もちろん、妊娠と流産をなかったことにするつもりはありません。生まれて来ることが出来なかっただけ、私たちの家族です。
他にも今回のことを通して色々思うこと/思ったことは色々あるのですが長すぎるのでここでは割愛。
今回のことを知っていた一部の人たちは、本当に配慮して接してくれ、とても助かりました。
それはそれは会うたび妊娠を喜んで妊娠や出産、育児等の話をし続けていた上司(男性)も、私の気持ちを尊重して何も聞かず、術前術後と自由に休みを取らせてくれたり、本当に恵まれているなと思いました。
これを見ていない人ばかりだけど、みんなありがとう〜
というわけでまた、購入して全然紹介出来ていないThe Ordinary商品のことなど、通常営業に戻ります〜
バンクーバーの、チキンウィングが美味しいと有名なお店。
生肉、生魚、生卵と生もの満喫中です。(縦画像がやたらでかいのそろそろ直したい‥)