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稽留流産手術(D&C)当日のこと BC Women’s Hospital

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久々に更新し始めたと思ったら重たい話ばかりですみません〜

早くまとめて他のことを書きたいところですが、懲りずに今回も稽留流産のその後、今回はBC Women's Hospital内Care Program ClinincでのD&C手術当日のお話です。

 

www.cade.tokyo

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前回同様自分用の記録として、また流産手術をこれから受ける方(特にカナダにて)などに向けた内容になります。

 

 

手術のこと

私が受ける子宮内容物を取り除く手術は、マシーンを使う吸引法。

調べると日本でも吸引法は行われてるものの掻爬手術といって、D&Cの語源のDilation and Curettage(拡張してスプーン状のもので内容物を掻き出す)が多いみたい?

 

今回掻爬ではなく吸引のようだけど、術名はD&Cのくくりになっていた。

吸引で取りきれないような場合は掻爬も併せて行われるらしい。

 

実際のところはよくわからないけど、欧米諸国では子宮を傷つけるリスクが少ないと言われてる、吸引法で行うことが多いとか。

吸引法の中でもマシーンとマニュアルで2種類あるらしい、違いはよくわからない。

 

私はどっちなんだろ?と術前に今回はマシーンですか?と聞いたところ多分マシーンになると思うよ、どっちがいい?と聞かれる。どっちでもいいと伝えたのでおそらくマシーンだったのでしょう。

説明によると柔らかいプラスチック状の管を使用し吸引するらしい。

Complicationsのリスクは確か1%とか、後々の妊娠に影響が出るような致命的なダメージが残る可能性は0.1%以下と言っていた気がする。

 

 

手術当日

9:20

BC Women’sの確かメインエントランスから入って、左へ少し進んだCare Programの方で受付


9:30

手術室の手前の部屋へ案内される、リクライニングの椅子が置いてありカーテンで仕切られたブースが4つ

手術着に着替え、裸足にネットの様な物を履く。どっちかというと靴下かと思ったけど、この靴を履いてね、と言われたので靴らしい

病院のナプキン(分厚いけど)も、ガーゼみたいなdisposalショーツも快適すぎる。このショーツ見た目はやばいが妊娠中これを履いていたかったと思うほど伸びるし柔らかいし最高。

 

4つあるブースには私とあと2人。一人は術後の回復待ち、一人はこれから受ける手術待ち

待ち時間はブラウジングでもして気を紛らわそうと思っていたけど電波が悪くて全然繋がらない


9:40

薬を飲む、痛み止めと吐き気止めを小さな紙コップに入れた水とともに渡され飲む

やはり麻酔の類は胃にくるのかな

 

そしてあの、家庭で排出の際に使われるミソプロストール!

これは子宮口を広げるのに役立つから、と頬と歯茎の間に、合計で2錠?4錠?どっちだったかな?を左右に入れ、自然に溶けるのを待つ(最終的に術後も口に残ったままで半分溶けたかどうかで口から取り出して捨てた)

 

9:45

手術に備え静脈注射用の針を入れる
ここら辺で回復待ちをしていた方が帰られる

 

10:00

向かいの中国系の方が施術へ

この人は通訳者として?ご友人も途中まで一緒に過ごす

 

10:10

なんとなく腰骨とかが痛い、でもほとんど気にならない


10:15

お腹が空く

 

10:30

手術を終えて向かいのブースの方が戻ってくる、麻酔でフラフラしてる様子だけど元気そうでホッとする、この人は多分ポリープ取るとかそんな感じ、流産手術ではなさそう

 

10:50

私の番がくる

暖められたブランケットを持ってきてくれる、これを抱いて手術室に入ろうね、と

すごく緊張していると伝えると、"薬でワイン3杯分くらいのリラックス感をあげるからね〜"と看護師さん

 

手術室はすごく明るく、途中で暗くなるのかな?なんて思っていたけど最後まで明るい

手術室=暗いもの、とテレビで見たイメージで思い込んでたけど必ずしもそういうわけではないみたい


明るいのは部屋の明かりだけでなく、なんだか陽気な音楽までかかっている

部屋に入った瞬間、この音楽がどうか途中で消されませんようにと結構本気で願っていたけど静脈注射を打ってもらい、少しすると音楽なんて全然どうでもよくなる

それでも部屋に入った瞬間のあの音楽に、それはそれは救われる

部屋にはドクターを含めた3人の女性、みんな明るくて、話し方も優しくて、あの3名がとにかくただただマジメにお堅い感じだったら緊張で具合悪くなっていたかも

 

眠らせるタイプの全身麻酔だと、麻酔?を静脈に入れてすぐに冷たさを感じる人が多いようだけど、これは何も感じない

私は恐怖で目をつぶっていていつどんな施術をされているかもよく分からないまま、あっという間に終わる

 

11:00

手術室から戻る

ドクターが処置をしてくれてる間は5分もかからなかったのでは?というくらいあっという間。そんなもの?

いろいろブログを見て、北米で術後クランベリージュースを与えられたという記載が結構あったので、私もそれかな〜と思っていたらアップルジュースだった。どっちでもいいけど絶飲食後のアップルジュースとクッキーは美味しかった。

あと、術後止血用に入れてあったガーゼを取り出されるなんていうのも見たけど、それも無く、静脈注射用の針を外しておわり!

私本当に手術受けた?

 

11:40

すべて終わり病院から出る

夜は少しの間貧血のような気持ち悪さも出るけどカウチで横になって過ごして特にほかに気になることもない

就寝時には出血もほぼ収まりspotting程度に。
ポコッと出てきていた下腹部もやや小さくなっている。

 

BC Women’sのお医者さん、看護師さん、受付の方、もれなくみんな優しくて気が利いて、本当に素敵な場所でした。
またここに、ハッピーな気持ちで戻ってきたいな〜

 

次は術後のことをちょっと、そしてまた普段のブログに戻りたいと思います。

 

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長いこと雨ばっかりのバンクーバーだけど、時々雨が上がるとめちゃめちゃ嬉しくて今日は仕事後1時間ほど散歩。せめて週一くらいでは晴れて欲しいところ〜