ペルジャンポテトサラダ オリヴィエ
世界のポテトサラダ
ポテトサラダと呼ばれるものは世界中にあり、その味は様々です。
以前お付き合いしていたスウェーデン人の作るポテトサラダは(地域によるものだったり家庭のアレンジなどがあるかもだけど)マヨネーズ無し、レモンやヴィネガーで酸味が効いていて小ねぎかなんかのネギも入れてました。
日本のそれとはだいぶ異なっていて、え、ポテトサラダにマヨネーズ入れないの?と調理中はハテナだったけど出来上がりはすごく美味しかったです。
他には地中海のポテトサラダだとドライトマトやオリーブが入っていたり、インドはカレー風味、イタリアのタコとオリーブオイルが入ったもの、場所はよく分からないけどサフランやはちみつが入ったものなどなど‥があるらしい。
そしてペルジャンの友人や、ペルジャン友人の奥様が作ってくださって好きになったイランのポテトサラダ、オリヴィエ (Salad Olivieh)
イランではとてもポピュラーで、パーティにも日々の食卓にも現れるらしい。
ペルジャンの人たちもペルジャンポテトサラダだと言うしインターネットでもPersian Potato Saladでたくさん出てきますが、元々はロシアのオリヴィエさんが作ったポテトサラダ(Olivier Salad)のようです。
ロシアンのものも、ペルジャンのものも、レシピによって具材の差はあるもののそこまで違いは無さそうです。
オリヴィエはこんな感じ
オリヴィエのベースは日本とそこまで変わらなくて、大きな違いはきゅうりのピクルス(甘くないやつ)が細かくカットされて入っていること。調味料に少し違いはあるものの、日本でよく入っている薄くスライスし塩もみしたきゅうりの代わりがピクルスになったような感じです。
あとはオリヴィエには鶏肉を入れることが多いそうで、日本ではハムはよく入っているけど鶏肉が入っていることはあまり無いかなと思います。
ベーシックなオリヴィエの材料
- ポテト
- 卵
- ピクルス(Persianのピクルスがあると言っていたがディルピクルスで良さそう)
- 鶏肉(友人のオススメは匂いがきつく無いから、と鶏の胸肉。鶏肉の代わりにハムを入れることもあるらしい。友人はベジタリアンの子にも肉無しで作るよう推奨していたのでお肉はそこまで重要じゃ無いかもしれない)
- にんじんやsweat peas
- マヨネーズ
- レモンジュース
- オリーブオイル
- 塩こしょう
- (マスタード) これはレシピによって入ってたり入ってなかったりするのでどっちでも良いのかも?
ポテトと卵の分量はお好みで良いかと思いますがいくつかレシピを見た所、3:2くらいが多いかな?
その他分量も味見をしながらお好みで良いかと思います。レモンジュースやオリーブオイルは卵4個に対して大さじ1〜2くらいで良さそうです。
作り方
友人からは、"まずポテトと卵を一緒に茹でて〜"と説明を受けたのでよく洗って一緒に茹でてみました。
なんとなく卵の殻ってあまり綺麗じゃ無い気がしていつも卵だけで茹でてたけど、普段からそうしている人がいるならと実践。
ポテトも卵も茹でるのに時間がかかるのでまとめて入れちゃうとだいぶ楽!
あとは全ての具材を細かく刻み、混ぜ合わせる。超簡単!
私はピクルスを多めに入れた方が美味しいと思いますが、本家のオリヴィエはそこまでピクルスの主張は強くなかった気がします。
で、ベーシックなオリヴィエを作ろうと思ったものの封を開けたハムを使いたかったのと、sweat peasを切らしていたので代わりにいんげん、ディルが好きなのでディルを入れ、出来上がった自己流のオリヴィエがこちら
私のは具材のカットがだいぶ荒いです。
本家のオリヴィエよりちょっとさっぱり目ですが、ピクルスが入るだけでだいぶそれっぽくなります。ペルジャンの方々に食べさせたら全然違うって怒られちゃいそうですが。
ちなみに普段日本スタイルのポテトサラダすら作らないので量感が分からず、大きめのじゃがいも2つと卵3つ(こっちでのエクストララージを使ったけど全然普通のサイズだった)ににんじん1本、いんげん適当とピクルス2カップ(北米サイズで)分くらい入れたら2ℓくらいできました。
近くにあったライターを並べてみたけど、このボリューム感伝わっていますでしょうか‥
ディナーではオーブンで焼いたラムと一緒に食べ、朝はサンドイッチに。
次回は鶏肉を使い、もう少し本家に近づけて作ってみようと思います。