今日からカナダの娯楽用マリファナが合法に
ついに、本日10月17日よりカナダにて正式に解禁されるマリファナ
合法化に向けて先週、家のポストにこんなパンフレットが。
中身の一部だけご紹介するとこんな感じで、合法化にはなるけど、マリファナにはこういう影響があって、こういった場合は違法ですよ、という内容。
パンフレットの続きや詳しい内容は上記のBC州のサイトからご確認いただけます。
Cannabis Legalization and Regulation
こちらはカナダ政府版のページ
というか今まで違法だったことが不思議なくらい公共の場でマリファナを吸う人はそこら中にいて、視界に入らなくても匂いだけやって来たり、販売店もあちこちにあったりするカナダ。アンケートではBC州の17%の人が過去にマリファナを使用したと答えています。
最近はバス停で赤ちゃんもベビーカーに乗って待っているのにそこで吸っちゃう人も見かけました。
副流煙でどれくらいの影響があるかはわかりませんが、妊婦さんのマリファナの使用が胎児の神経発達などに有害な影響を及ぼすとか。( Prenatal exposure to cannabinoids evokes long-lasting functional alterations by targeting CB1 receptors on developing cortical neurons | PNAS )
冒頭のパンフレットにも"Remember-it's harmful to smoke in fromt of childlen"とあり、公園や学校、その他公共のエリアなど子供が普段よく使うような場所ではマリファナの使用が禁止されるけど、今まで違法な時にすら全然取り締まりがなかったのに、合法になって違法だったりルールを守らない使用をちゃんと取り締まってくれるのかな?
使用できる年齢や所持できる量
19歳以上で購入、所持、使用が可能で、娯楽用乾燥大麻で30グラムもしくはそれと同等の量を公共のスペースで所持できます。また、家などのノンパブリックスペースでは最大1000グラムまで所有が可能です。
栽培も可能に
また、上記の購入、所持、使用に加えて合法化にともない個人での栽培も可能になります。
家では4本までマリファナを育てることが可能で、パブリックスペースから見えないところで育てる必要があります。
栽培は可能になりますが、購入は認可された団体やお店などからと限定されています。とはいっても今後個人間での売買は普通に行われそう・・
日本人は変わらず違法
先週、在バンクーバー日本国領事館からメールが来ていました。
日本で大麻の所持/譲渡が違法かつ処罰の対象になるが、その規定は海外においても適用されることがあります。
日本の法律を遵守し大麻には手を出さないように。
とのこと。
適用されることがある、ってちょっと曖昧だけど日本の国籍を持ったままだとアウトみたいです。
私もJさんもマリファナのきつい匂いが苦手で今後も吸うことはないですが、合法化によってどんな変化があるのかは気になるところです。通貨とか経済の世界なんか色々も影響出るのかな?
あと、ちなみにマリファナクッキーなんかも見かけますが、煙を吸うよりだいぶ効きが強くなるらしいのでご注意ください。私はクッキーの方が初心者向け的な感じだと思っていたら大間違いでした。
日本から旅行で来られるみなさんはうっかりマリファナを所持したまま国境を超えてトラブルに巻き込まれることなどないようご注意ください〜