漁村スティーブストンで出会う魚やウニやフィッシュ&チップス
観光客も居住者も楽しめる漁村スティーブストン
実はさりげなくブログで使う名前を変更しました。cmsという記号じみた名前からコミにしました。というつまらない紹介は置いといて、Jさんと行った次の週にもう一度母と妹と行って来たスティーブストンについてご紹介したいと思います。
スティーブストンはメトロバンクーバーのリッチモンドにある小さな村です。日系人と深く関わりのある地なので聞いたことがある方も多いかもしれません。
かつてBC州最大の缶詰工場は今では博物館となり、シーフードの食べられるお店やお土産物屋さんあり、ホエールウォッチングもできるようになっていたり、と観光地として栄えています。
これは上記のかつて缶詰工場だったところのお土産コーナー
Gulf of Georgia Cannery | Experience the histories of West Coast fishing
缶詰もいくらか置いてありますが、缶詰以上にいろんなお魚や海をモチーフにした商品が並んでて楽しい。
ユニークな靴下がいっぱいで面白いけど、こんなハイソックスなかなか履くことないよな・・ウロコの柄も可愛いけどこれはハイソックス超えてニーハイ!
子供向けのおもちゃなども海にまつわるものが並びます。かわいい。
あとはお土産コーナーらしく、"Steveston" の名前入りの商品も。
他にもアクセサリーやタオル、シャツに文具、食器類などがあり見てるだけでも楽しめました。ただ販売されてる缶詰類はやっぱりちょっと割高かな。
博物館以外にも、数は少ないけれどここら辺のメインストリートかな?のMoncton Stにはお店も色々並んでいます。おっきなレゴがお出迎えのおもちゃ屋さん。
このパン屋さんは、このパンしか売ってません。店内はおっきな釜がドーンと置かれていて、おじちゃんが一人でパンを焼き続けています。店内は割といつも空いていて、味はどうなんだろう・・いつか買ってみたいと思います。
そして同じMoncton St沿いにはスリフトストアも!
ぱっと見は狭いですが、2部屋に分かれている感じで、この写真は奥のエリア。
$0.75の食器コーナーなどもあり、価格設定の良心的なスリフトストア。お店によってだいぶ雰囲気のことなるスリフトストアですが、ここは店内も明るめだしゆったりした雰囲気のお店でした。
横断歩道が、漁網柄!(多分)
この横断歩道を渡ったところにあったお店で出会った、"alcohol you later" ハット。
カタカナで書いちゃうと何がなんだかわからなくなっちゃうけど "I'll call you later" ということらしい。かわいくて手が伸びそうになったけど、これ本当にかぶるかな?と自問しやめときました。でもまた見たら欲しくなっちゃいそう。
独特な花屋
Moncton Stを一通り見て、海へ向かって歩いていたら見つけたお花屋さん。
種類が豊富で面白いな〜と思い屋外のスペースをうろうろ。
蝶々みたいでかわいい!
カナダでよく見かける、ハンギングタイプの鉢植えも色々あります。
と、色々眺めていると、おやっていう置物が現れる。
この、ビビッドな魚と七福神の誰かみたいなのと、ヨーロッパにいそうな裸の女性の置物。なんて組み合わせ!
と思ったらあれは序の口だった。こんなに庭に顔置くのカナダ人?(ちなみにこういったスタイルのお庭にはまだ出会ってません)
写真中央付近もなかなかだけど、その奥はもっと異空間
いい感じにもみじと馴染んじゃってる人
しまいにはこれ。あの奥の指一本反対側向けたいなと思っていたら、2回め行った時にはちゃんと反対向きになって親指感出してました。残り4本もそれっぽく並んでたのでスッキリ。
日本で奇妙なガーデン作りしてる方、5本まとめていかがですか?
漁船から直接シーフードを買えるフィッシャーマンズワーフ
妙な花屋では結局置物達に翻弄され途中からは花なんて視界に入ってこなくなりたどり着いたフィッシャーマンズワーフ!
ゲートを進むとその先には漁船が並んでおり、そこから直接シーフードを購入することができます。
4年前に来た時もいた、ワイルドなお姉さんは今日もエビを売っていました。長袖着てるかな?っていうタトゥー
こっちはなんの魚だったかな
このお店は結構混んでてあんまりちゃんと見れませんでした
お魚はこんな感じで袋に入れてくれます。この人は追加でまた何かを買う途中の知らない方です
そしてお目当のウニの船!4年前に来た時はワーホリで、観光客気分だったのと一緒に来ていたシェアメイトもあまり興味なさそうだったのでウニは買わず、でも新鮮なウニ食べてみたいな〜と思いそのままでした。
で、カナダにまた戻って来た今、Jさんも食べてくれそうだし、ウニ、買っちゃう?とノリノリでスティーブストンまで来ました。でもこの日は25度以上あり、お昼がまだだったのでお昼を食べてから買いに来ることに。
PAJO'S ( Pajos Fish and Chips | Famous for Fish and Chips )
12351 3 Ave, Richmond, BC
そしてマーケットから1, 2分歩いたところにあるのが有名なフィッシュ&チップスのお店、PAJO'S
お店は海の上に浮かんでいます。週末はかなり混雑していますが、ここからさらにこの向きのまま海沿いを右側に歩き続けたところにももう1店あり、そちらの方が空いている様子でした。他にもバンクーバー国際空港内やこのエリア以外のメトロバンクーバー内にもPAJO'Sはあるのでわざわざスティーブストンまで来なくても食べられます。
メニューは見辛くてごめんなさい。
メインのフィッシュ&チップスは
- Cod(タラ) 2ピース&チップスが$13、3ピース&チップスが$16
- Salmon 2ピース&チップス$15、3ピース&チップス$17
- Halibut(オヒョウ) 2ピース&チップス$18、3ピース&チップス$22
上記以外にもそれぞれの魚のハンバーガーや、フライドポテト無しの魚だけ、他にサイドディッシュもいろいろ用意されています。
Jさんと二人だけで来たこの時はサーモンの3ピース&チップス、シーフードチャウダー($7)、クラブケーキ($8)をシェアしました。ちなみに席が取れないかもと思ってテイクアウト用で頼んだので容器がテイクアウト仕様です。
クラブケーキはJさんが好きですが、私はちょっとぽそぽそしてて微妙でした。フィッシュ&チップスがあまり水分を含んでいないのでチャウダーとの組み合わせがオススメです。チャウダーは結構具沢山で美味しい!ポテトのボリュームがすごいのでこれで二人で結構お腹いっぱいでした。
お腹も満たされ、ウニ買って帰ろー!とまた来た道を戻ります。2分とかだけど。
そしてこのゲートを再度くぐってすぐに見つける"SOLD OUT"の文字。
私としたことが・・ウニ買いに来てウニ買いそびれるという失態・・
仕方なしに心なしかちょっとくたびれて見えるサーモンを撮って帰宅。
そんな私達の今回の収穫はこちら。
ウニ買いに行って魚のプレート買って帰る私達。スリフトショップで1枚$1.5くらいでした。
本当は8枚くらい積み重なってたけど、魚そんなにいらないよ、とJさんに諭され2匹だけおうちに連れて帰りました。かわいい。全然可愛さ求めて作られてない感じがかわいい。魚拓の延長?
ウニを求めて再度スティーブストンへ
日曜に行って次の土曜に来ちゃう、しつこさ。片道1.5時間くらいかけてますけど。
ちなみにこのおっきなメープルリーフはあの妙な花屋のすぐ横あたりにあります。写真はミニモニサイズの母です。
そしてカナダに来たらサーモンを食べたい!と言っていた母と妹を連れてこの週2度目のPAJO'Sです。
今回は私がタラの2ピース&チップスとJさんがタラのバーガー(これもポテト付く)をオーダー、あんまり食べない母と妹はサーモン3ピース&チップスとチャウダー。
そしてそして今回ちょっと早めに家を出た私達の戦利品がこちら!
ウニ、エビ、頭の無いワイルドサッカイサーモン!
ウニはPAJO'Sに行く前に仕入れ状況を確認し、かっこいいおばちゃんが「安心しな、今日はたくさん仕入れて来たよ。太陽とランチを楽しんでらっしゃい。」と女優かな?っていうかっこいい笑顔でかっこよく言うもんだから、私たちも、「ありがとおばちゃん!楽しんでくるよ!!」みたいな、なんかはしゃいじゃってランチに行きました。
ランチを済まして戻ってくると「よく戻って来たじゃないか」みたいな、またかっこいい感じで色々話しだして、美味しいシーフードの話なんかをして、ウニが3個で$10のところを4つ入れてくれました。
え!って顔してると「You know what... (またここでミステリアスな笑み)」とウニの入った、ウニ入れたそばから穴だらけの、トゲトゲ凄まじいビニール袋を渡してくれました。
心はもう「おばちゃん・・!!」とまんまとトリコになりながら「...Thank You!!!」とウニおばちゃんに魅了されながら帰って来たのでした。
前回来た時に見たのとは違うおばちゃんでしたが、こっちは全身黒ずくめのウニより宝石売ってそうなおばちゃんでした。後から、ああ、なんて商売上手なんだろう。とボロボロになったビニール袋を入れたIKEAの袋をもボロボロにする荒くれたウニを眺めるのでした。
あ、ちなみにサーモンは並んでたものが1匹$30で、でもキャッシュをそんなに持って来てなかったので小さいのは無いか聞き、多分無いよと言われたけど最終的に奥から持って来てくれたサーモンは頭が無いおかげで軽くなり$20で済みました。頭はいらなかったのでラッキー☆
ちなみに荒くれ者のウニは家に帰って冷蔵庫に入れて、購入から6時間ほど経った調理する時まで生きていました。
が、やはり荒くれ者なので洗っても洗っても、何度水を取り替えても、ボウルの水はソッコー紫になるし磯臭半端ないし(数日キッチンが磯臭かったです)、素手で割ろうものなら手に紫の色素沈着するし厚手のラバーグローブも気づいたら穴空いてるし、最後まで曲者でした。実際トゲトゲは全然痛くないし、割るのもそこまで力はいらないんですけど、なぜかあちこち穴空きまくりでした。
そして完成したピンボケのブス軍艦です。でも味は最高でした。お皿はもちろんこの1週間前にゲットしたお魚プレートです。
他にサーモンは刺身と巻き寿司とホイル焼きに、エビは刺身と素焼きとビスクとふりかけに、ウニは軍艦とウニクリームパスタにと海鮮づくしの数日でした。ああ大満足。(もうしばらくいいや)
スティーブストン以外に母と妹とまわったところはこちら↓から