【JAL】20代でも夢じゃないファーストクラス空の旅2018 機内とマイル編
いよいよ搭乗、JAL002便ファーストクラスでサンフランシスコへ
ラウンジホッピング(2ヶ所だけだけど)も満喫し、ようやく搭乗記です。
搭乗の時間になりファーストクラスのラインに並んでたら、ファーストはお父さん世代の男性客ばかりでこの日は女性は他にいないようでドキドキ。初めての海外旅行で訳あって一人でグアム行った時並みのアウェイ感です。
ラウンジ編はこちら↓から
そしてこちらが今回私の利用した席、2A。機体はBoeing 777-300ERです。(たしか)
新しさは無いけど、どっしりとした高級感のある椅子。
相変わらずパンパンのかばん・・フットレストの下はスーツケースを入れてもまだゆとりがあります。
一人のスペースに窓3つがすっぽり収まっちゃう広さ。
ちょっと残念だったこと機内編はアメニティがポルシェのままだったこと・・新アメニティが2月下旬から"順次"登場とはなっていたけど5月になってもまだポルシェなの・・とETROの気持ちでいた私は搭乗してすぐこの赤いポーチを見つけちょっと落ち込みました。笑 中身に関してはまた別に載せるかと思います。
担当クルーの方のご挨拶の後、ウェルカムドリンクはオレンジジュースをいただきました。
iPhoneの充電をしたかったのでどこから電源を取れますか?とクルーの方に聞くと、ここかな?ここかな?少々お待ちください。とどこかへ確認し、こちらでございます。と開けてくださったここ、めっちゃ遠い!通常のiPhoneの充電器で離着陸時の椅子の状態だとコードがギリギリなので離着陸時は操作しないようにということなのかもしれません。
寝具を用意していただくのにも、欲しいなあと思ってからだいぶ時間がかかったり、接客のスムーズさはカタールのビジネスに軍配が上がります。ブランケットも初めからクッションと一緒に席に置いてあると嬉しいなあと思いました。
Wi-Fiクーポンをいただきましたが速度が遅すぎたので途中で諦めました。
隣の席は空いていたため、ベッドメイクをする間にこちらに座って待つなどしました。席は8席中2席ほどが空いていました。
今回利用するシートのインストラクションです。
ちょっと古めのデザインのボタン
ワインリストと書いてありますが、
ワインではなくロイヤルブルーティー"クイーンオブブルー"をお願いします。
ロイヤルブルーティー“クィーン オブ ブルー”は、手摘みの高級茶葉のみを使用し 湘南茶工房のティーソムリエたちが、手間隙を惜しまず丁寧に1 本1 本造りあげた 究極のストレートティー(お茶)です。
お茶の概念を覆す雑味のない上品でフルーティな味わい、飲んだ後に続く余韻、 そしてシャンパンのように輝く色は、まるで“お茶の宝石”です。
JAL公式サイトより
という何やら珍しいお茶があると知り、搭乗前から楽しみにしていました。
そしてワイングラスに注がれたお茶は綺麗な色と、豊かな香り!
ちなみにブルーティーとあるようにこの青茶というのは烏龍茶などのタイプのようで、ロイヤルブルーティーのホームページを見ると茶葉は東方美人、産地は台湾ですって!ボトルデザイン的にも紅茶と同じような感じだと思っていたらあんまり飲みやすくてびっくりしたけど、中国茶だったのね。これだけでも美味しいしお食事にもよく合います。中国茶って時々飲む程度だったけど、こんなに香りのいいお茶は初めてで、何回かお代わりしてしまいました。だから寝つきが悪かったのかも・・
これはなんだったか忘れちゃいました。
空の上の美味しいお食事
フードメニュー
BEDDの意味についてなど記載されています
こちらが和食
こちらが洋食です。今回は洋食をお願いしました。
スコットランド産スモークサーモンのグラブラックス
グラブラックスは北欧のお料理だそうです。
ディルやケイパーなど、確かに北欧っぽい
カトラリーは可愛く包まれて登場します。
キャビア 卵黄のクリームをあしらいサクサクの最中で
この卵黄のクリームが濃厚で美味しかったです。キャビアだけだとしょっぱいので、このクリームとの組み合わせが良かったです。
オマールブルー 蕪と根セロリとともにアメリケーヌソースで
このフライトで1番美味しかったのが、このオマール海老の最高峰ブランドと言われるオマールブルー!ポテチのようなものに覆われていますがオマール海老がゴロゴロと入っています。ソースもとってもコクがあってお野菜にも海老にも合って最高でした。
フランスのノルマンディー地方で採れるオマール海老とのことで、モン・サン・ミシェル行ってたんだからラムばっか食べてないでどうにかしてオマールブルーに出会ってくるべきだった・・!
奈良県産イチゴ「古都華」ルバーブと春らしいヴァシュランに仕立てて
ファーストにもなるとメニューの名前の後に続きが欲しい感じになりますね。アメリケーヌソースで、とか最中で、とか仕立てて、とか、英語だとただ"肉、野菜、なんちゃらソース"みたいな感じで記載されるのが多い気がするんですがその「て」と「で」って必要?
とかなんとか言ってますがこれは機内で2番目に美味しかったです。ルバーブとイチゴが甘すぎなくてアイスによく合います。
一眠りした後は軽食からフルーツ盛り合わせ
着陸態勢に入る前の、オーダーできるギリギリの時間でラーメンもお願いしました。
JAL特製『Japanese Soba Noodles蔦』醤油ラーメン 〜トリュフオイルの豊かな香りをお楽しみください〜
もう少し寄った写真です。北海道で食べた油そばの麺のような、ラーメンには詳しく無いけど小麦が美味しいのかな?美味しい麺でした。スープは自体はあっさりで、トリュフオイルが入っているのでラーメンっぽさの少ないラーメンでした。具が寂しいので卵などが乗っていたらよかったです。
そんなこんなで最後まで楽しんであっという間にサンフランシスコへ到着です。
フルフラットにしてベッドメイクしていただかなくても過ごせたかもと思うほど広々と快適な空間でした。
スムーズに来たので飛行時間も縮まりそれはもうあっという間です。私としてはできればもう少し乗っていたいところでしたが贅沢な空の旅ともお別れです。
着陸間際の景色があんまりにピンクでびっくりしました。
青々とした空が広がるサンフランシスコへ到着し、エアカナダでバンクーバー入りです。このエアカナダがオーバーブッキングでゲートでのシートアサインになったのですが、席のマップを見るとプリファードシートになっていたようです。このわずかな差はアップグレードと呼ぶべきなのか。
機内販売で購入した森伊蔵を詰め込み、無事カナダに入国。長くて短い羽田からの旅でした。
空を飛ばなくても貯められるマイル
以前の記事でも書いてきていますが、今回はマイルを使った特典航空券でのフライトでした。なので片道100万以上するファーストクラスですが実際にお支払いした額は諸税費の17000円です。
マイルを貯め始める前はマイレージカードを作った航空会社のマイルだけを貯めるものだと思っていたので、その時の価格や時間など都合のいい航空会社を利用する私には貯められそうに無い・・と思っていたほどマイルに関しての知識がゼロだったのですが、
航空会社の加盟するグループ会社なら一つのマイレージカードに集約してマイルを貯められること
を知り、JALでマイレージカードを作りました。CLUB ESTという20代限定カードだったのでラウンジ利用の特典がつく他に、ボーナスマイルで入会後すぐにザクザクマイルが貯まりました。
エコノミーでヨーロッパ往復の特典航空券獲得も夢の話じゃ無いかも!?と知ったあたりで、
飛行機に乗らなくても陸でマイルをガンガン貯める方法がある
ということも知りました。
そして「マイルなんて貯まらない」と聞かされ諦めていた特典航空券取得の夢が、エコノミーからビジネスへの希望に変わり、最終的には一生縁がないと思っていたファーストクラスに20代で乗るという、昔の私にとってはちょっとミラクルな経験をするに至りました。
しかもマイレージカードを作ってから特典航空券取得までかかった期間は約2年半、そのうち1年間は留学などで無職のため飛行機に乗って貯まるフライトマイルもカード支払いのでのマイルもほとんど貯まらない生活でした。
それでもマイルが貯まったのはポイントサイトについて先輩マイラーの方々のブログで知り、貯まったポイントをJALマイルとして利用できたおかげです。
スーパーラグジュアリーな空の旅に興味のある方、マイルを使ってあちこちを旅してみたい方は、
ポイントサイトを使って陸でマイルを貯める方法を記載したこちら↓も
ぜひご覧になってみてください。
ちなみに4月のハネムーンでビジネスクラス搭乗時のマイルとポイントサイトから移行したマイルなどで2ヶ月前にファーストに乗ったばかりですがもう1度アメリカから日本へファーストで行く分のマイルが貯まったのでどのように使おうか考え中です。
カナダへ来る便はファーストクラスが無いため、カナダへ来たがっている足腰の悪いおばあちゃんが本当に来れることになれば、もう少しマイルを貯めておばあちゃんへビジネスの往復チケットをプレゼントできたらなと思っています。そのためにはお医者さんからのゴーサインをもらわなければいけないそうなので、どうなるか分かりませんがこれからもちまちまマイルを貯めていけたらと思います。