【国内旅行】千葉南房総 ろくや
お魚の美味しいお宿、ろくや
宿泊先は千葉の南房総にある網元の宿 ろくやさんです。
網元の温泉旅館ということで新鮮で豪快なお魚料理がいただけるのに格安の人気のお宿です。
とっても人気なので平日でも満室になるなど、予約も取りづらいところですが日曜がちょうど空いていたので宿泊してみることにしました。
今回はお食事をちょっと良いコースにしたのと、日曜宿泊の増額があり二人で35,000円弱です。
一番安い条件だと舟盛りもついていて二人で25,000円程度になるようです。これでもだいぶボリュームありそう。
ろくやへのアクセス
交通手段としては車で来る方が多かったですが、高速バスなら宿に近いサービスエリアと道の駅が繋がったハイウェイオアシス富楽里という停留所、電車だとJRの岩井駅というところまで行き、送迎をお願いすることも可能です。
私たちは東京駅からバスに乗車し、ハイウェイオアシス富楽里降車、そこから送迎をお願いしました。時間は約1時間半、バス料金は事前予約で二人で往復9000円弱でした。交通費って意外とかかりますね。
そこから送迎バスで宿まで10分弱だったと思います。
静かなエリアに佇むゆっくり過ごせるお宿
住宅街の中に突然現れます。
エントランスの旅館感にわくわく。
客室は3階まであって、今回は3階のお部屋です。
客室のドアの前にはくつろげるスペース!1階のラウンジでコーヒーや紅茶などがフリーでいただけるのでそこであったかい飲み物をいただいて、ここでNetflixを観てだらだらしていました〜快適です〜〜
そしてお部屋はこんな感じです。
いつも写真を撮る前にベッドの硬さをチェックしたくて寝転んでしまうのでせっかく綺麗に仕上げられたお布団がしんなりします。
ここはかなりハード目のマットレスです。
冷蔵後には、姉妹店?で作られているお菓子が入っています。
到着後にお茶と甘いものでゆっくりできるのもとっても嬉しい。ちなみに緑の塊はほとんど砂糖を食べているような感じでした。なんというお菓子?
部屋の中には入り口を入ってすぐにテーブルと椅子、お部屋の真ん中に机と座椅子、テレビなどがありました。
窓からの景色はやはり住宅街の中にあることもあり、おうちがたくさん見えます。あとは山も見えます。海はちょろっと見えたかな?写真は割愛です。
ちなみに近所には徒歩5分程度のところにセブンがあります。あとはもう少し進んで行くとスーパーかドラッグストアのようなお店がありました。徒歩圏内はやはり住宅がメインです。
ちょっと右寄りですが貸切風呂の看板?標識?です。
4つ貸切風呂があり、2つはチェックインの際に予約し40分利用が可能です。
こちらは予約のお風呂の方で、今回は15:50からだったと思います。
扉を開けると脱衣所があり、浴室は洗い場が2つ、5人ぐらいは余裕で入れそうな浴槽があります。ドアは開けられるので露天風呂感覚で外の冷たい風とあっついお風呂を楽しめます。
他の予約制ではない貸切風呂にも入りましたが、そちらと比べこちらはだいぶ温度高めでした。子供にはちょっと熱そうかなあ。Jさんは肩まで浸かるのに5分くらいかけてました。熱いのが苦手です。
お待ちかねの豪華な夕食
ついに待望の夕食です。このためにここまで来たと言っても過言ではありません。
今回はいくつかプランがある中の、豪快グルメプランというものにしてみました。
先付
奥の鶏の天ぷらが入ったものが柚子が効いていて美味しかったです〜
そして豪快な舟盛り!
これで二人分です。
先ほどのメニューを開くと中に本日の乗組員として舟盛りに乗っているお魚の名前のスタンプが押されています。種類が多くて、どれがどれだかわからずに食べていましたが、どれもすーごくプリップリで美味しかった〜〜中でも伊勢海老が最高でした。伊勢海老は2人に対して1尾提供されるそうです。
これだけでお腹いっぱいかも・・と先行きが不安になります。
八寸
この野菜スティックとバーニャカウダソースがとっても美味しいです。
こんなにみずみずしくてシャキシャキの野菜は普段なかなか食べられません〜
油物
これもレンコンのシャキシャキが最高でした。
台の物
初めからテーブルに用意されていたアワビも、ある程度食べ進めた頃に焼きあがります。
バターが効いていて、コリコリです。味は結構濃いめで、Jさんはアワビが一番気に入ったそうです。「アワビ」という単語を初めて知り、何度も復唱していました。
食べ進めて行くとどれもこれも美味しくって舟盛りの時の満腹感も次第に消えて行きます。不思議!
と、徐々にお腹に余裕も出てきた頃に2種から事前に選べ、選択していたマグロの兜焼きが現れます。
塩焼きで3時間もかかっているそうです。Jさんの顔2つ分以上あります。
宿の方が豪快に表面を剥ぎ取って、目玉も掘り出してくれます。美味しいですが子供は泣くんじゃないでしょうか。さすがにお腹いっぱいになります。
この段階でとろろご飯や、カニ足の入った味噌汁のような石焼鍋も出てきます。
最後の最後まで容赦ないボリュームです。Jさんはまだ物足りなさげでしたが、お部屋に帰ると満腹でぐったりしていました。
デザートは3種から選べます。
私はクレープシュゼット、Jさんは抹茶のティラミスです。デザートと一緒に暖かいほうじ茶もいただけます。
定番が揃った優しい味の朝食
翌朝のご飯です。
Jさんには珍しい、日本の朝ごはんで定番の食べ物が並びます。ひじきが一番美味しいと言っていました。
前日のデザートを食べている際に選ばせてもらった焼き魚が朝食のメニューに出てきます。
5種類の中から私は金目鯛、Jさんは宿の方オススメのかますです。
できたてのとろっとろのお豆腐も一緒にでてきます。
旅館の朝の定番も揃っています。
朝食のデザートはミルクプリンでした。
ミルクが濃厚で美味しかった〜〜
朝食の後にラウンジでカフェラテをいただき、チェックアウトです。
送っていただく際にお時間あれば海の見えるルートで行きましょうか?と宿の方にご提案いただき、海辺の道を通って送っていただきました。
お料理もそうですが、宿の方も感じの良い方ばかりで素敵です。
予約の取りづらいお宿なので気になる方は是非早め早めに予約状況をご確認ください。
旅館を楽しんだ後の締めは道の駅で新鮮お野菜をお土産に
高速バスの出発まで1時間ほどあったので、1階の道の駅のコーナーでお買い物です。
でっかいターサイ。どうやって食べるんだろう〜
あまりスーパーで並んでいないような、定番のお野菜よりもちょっと珍しいお野菜がめちゃめちゃ充実していて大興奮。しかも安い〜
クレソンとエンダイブ、サラダミックスとアイスプラントを購入しました。
宿でのお野菜もめちゃめちゃフレッシュでしたが、ここのもとっても美味しかった〜〜
地元の方が羨ましいです。
お買い物のあとは2階のサービスエリア的なコーナーへ
紫芋とバニラ?ミルク?のソフトクリーム
Jさんは黒ごま
アイスを食べ終わった頃にちょうどバスの時間になり東京へ戻りました。
観光もせず、ただただ美味しいものを食べ、温泉に入ってリラックスする最高のお休みでした。遠方への旅行だと、あれも行かなきゃ!これも行かなきゃ!と張り切ってしまうのですが、近場の旅行だとダラダラすることに専念できてこれはまた別格の楽しさがありますね。
来週は北海道なので、今度は慌ただしく歩き回ることになるかと思います〜