チュースンタック!

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食にうるさいカナダ人

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食にうるさいと言っても、ここでいう食というのは味ではありません。

もちろん味にうるさいカナダ人もたくさんいるのでしょうが、ゲテモノ以外なんでも食べる私にとって私の周りの人たちの食のスタイルはちょっとめんどくさい!笑

 

何がかというとまず、

  • J弟嫁:ヴィーガン
  • J弟:ペスカトリアン
  • J父:炭水化物超控えめのオーガニック思考
  • J:ぐちゃぐちゃ、ねばねばアウト

 

J弟嫁:ヴィーガンのケース

順に細かく説明していくとまずJ弟嫁は動物性の食品は(基本的に)一切取りません

意外といろーんな食品に紛れ込んでいるミルク製品、日本食の魚系のだしや、スナックなどにも入っていたりする肉系のパウダーと、普段の食は動物性食品であふれています。

なのでJ弟嫁はヴィーガンバターやアーモンドミルク、ベジブロス(野菜だし)などを駆使して普段の食事を作っています。日本よりはベジタリアンの多いカナダだけど、それでもヨーロッパよりは少ない気がします。なので観光地とかへ行ってもヴィーガンメニューには出会えなかったりするそうです。

あとはJ友人の結婚式に一緒に参加したのですが、その時のビュッフェもヴィーガンメニューなどはなく、サラダにもチーズや乳製品の入ったドレッシングがかかっていたりで仕方なくバターでソテーされたポテトを食べていました。さすがにお祝いの席で一人お腹を空かすわけにもいかないので、彼女的には葛藤です。

そして結婚式が終わった数日後、一緒に向かったJ祖父母宅でも食生活に関して当日まで知らなかったJおばあちゃんはがっつり全てに乳製品を投入!笑

もうJ弟嫁は半泣きになりそうな感じで、でもせっかく用意してくれたご飯にわがままも言えず静かに食べていました。

ヴィーガンだということを知らせたとしても、それまでヴィーガンのことを考えたことのない人からしたら何を使っていいか困惑したり、使える食材で何ができるのかわからなかったり、作る側も食べる側もギクシャクしていて、ヴィーガンを貫くことは思ったより大変だと感じました。

幸い、まだ私が料理を振る舞う機会はないのですが、一緒にレストランへ行くときなんかはとっても悩みます。

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サンクスギビングディナーで食べた芽キャベツ。(と、ブロッコリー)

Jファミリーみんなおいしく食べられる!10月になるとてんこ盛りでお店に並んでいます。

 

J弟:ペスカトリアンのケース

ヴィーガンに比べ、かなり食べられる範囲の広いペスカトリアン

彼らはお肉や動物系の骨やだしを使ったもの以外ならなんでも食べられます魚介類も食べられます。一時期はJ弟もヴィーガンだったのですが、まだ二十歳ちょっとだし肉体労働だし卵やチーズも食べれるペスカトリアンになりました。

ペスカトリアンのメニューなら簡単に考えられるし日本食に多い魚系のだしも使えるのであまり気にしなくてすみますが、やっぱりもともとお肉が好きだったのでレストランとかへ行って私たちがモリモリお肉を食べる・・とかはしづらいです。笑

 

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J弟オーダーのムール貝

シーフードのお店だとほとんど何でも食べられます。

 

J父:炭水化物控えめ&オーガニック思考ケース

ダイエットのためにと炭水化物控えめのJ父、カナダ国外に住んでいるJ父ですが今はしばらくカナダに戻ってきて一緒に住んでいます。が、ライス、麺、パンを主食にする私とJの夕飯にJ父が参加すると主食が食べられない(実際にはライス一口とかしか食べない)・・!

野菜中心にしよう、と作ったミネストローネ風のスープを出すも、オーガニック思考で健康的な食にこだわりの強いJ父はベーコンが嫌い・・!!

そして一時期ミリオネアレベルに稼いでたJ父はとにかく食にお金をつぎ込むタイプらしく、今でも1パック(1人前)14ドルとかするサラダを買ってきたり、比較的優良な環境で飼育されたお肉とオーガニックな野菜をメインに食べるJ父に食事を提供するのは自炊で節約している私には厳しい。笑

 

ちなみに北米だと、結構加工肉は嫌われがちです。

もちろん味はみんな大好きなのですが、その製造過程や家畜の飼育環境の劣悪さ、添加物などから敬遠されてきているようです。

特に赤肉は癌の発生に大きく関わっている、といった情報がドキュメンタリー等で取り上げられているにも関わらず癌関連のファンデーションなんかは癌予防オススメのレシピに赤肉を使っていたりして、そういったファンデーションなどのスポンサーがKFCだったりお肉を扱う会社だったりといった食品、医療業界の闇にスポットが当てられてき始めていることもあり自分の口にするものに日本以上に気を使っている人が多いと感じます。

 

J:ぐちゃぐちゃ、ネバネバアウトのケース

Jのいうぐちゃぐちゃ(くちゃくちゃ?)とは主に鶏肉などのぷるっとした部分や、その他お肉全般の脂身、臓物系です。鶏肉大好きな私からするとあの軟骨周りが美味しいし、鶏皮があってこそ旨味が出るんじゃない・・!と真逆の嗜好で困ります。笑 ちなみにタコの食感はたこ焼きが好きで克服しました。

なので普段はJが食べる部分のぷるっとした部分を取り除き、皮も取り除きますが、1cmでもそういった部分がついていると吐き出されます。それくらい頑張って!と思うのですが、文化の違いなのでしょうがない。でもパサパサの鶏、私は嫌だよ〜〜

そしてネバネバは以前もお伝えしましたが長芋(擦っても切ってもダメ)、納豆などの私の大好物たち。あとはスライミーなもの嫌だそうであんかけなどのどろっとしたものもダメ。

Jに関しては日本でよく食べる私の好物が基本アウトという、めんどくさいというか、残念というか。笑

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ちなみにJさん生春巻きの皮も嫌い。揚げればオッケー そしてこれはお腹が空いててスーパー乱雑に作られた生春巻き。タレの部分の緑はご愛嬌!

 

といった感じで、日本だとなかなか出会わなかったような異なった食生活の人々に囲まれている私です。

来年には全員揃って日本にやってくる予定なのでドキドキです。この人たち全員を満足させられるところ・・頑張って探します。