カナダワーホリについて⑨おうちを探そう
カナダでのおうち探し
今回はワーホリでのおうち探しについて。
これ、けっこう大変ですよね。で、めっちゃ長いです。心してください。
ちなみに私は超短期滞在を含めてカナダ内で計5箇所のおうちを転々としました。
まず、カナダに来る前に住宅情報を調べ、シェアハウスにしようと始めの方の段階で決めたのですが、はてさて、どこに住んだらいいの〜〜〜って悩みまくりました。
土地勘もないし、未来の同居人も見たことないし、お部屋の写真もどこまでが本当かわからないし。不安は尽きないですよね。
そこで、とりあえず短期で済むならハズレならハズレでしょうがないと割り切れるし、ひとまず1週間ほど泊まれる家をオンラインで探すことにしました。
カナダの情報はだいたい有名どころのここ2つで探しました。おうち以外にもお仕事も。
まずは短期のお部屋へ入居
で、ダウンタウンからは結構離れた、バンクーバーのマリンドライブ駅近くの家に最初に滞在することにしました。
実際行ってみると思ってたよりずっと広くて、同居人のお姉さんもすっごく親切でとってもいいとこでした。
そのまま住みたいくらいでしたが学校から離れてることと、そもそもその部屋の契約が月末で切れる(!)とのことで出ざるを得ませんでした。笑
で、次の家探しをし、ジョイス駅から10分程のシェアハウスを見つけたのですが、入居は来月1日からいいよー!とのこと。
短期のおうちが27日に完全撤退しなければならず、悩んだ挙句新しいシェアハウスを契約し、更につなぎの期間の家探し!
もうとにかく1日単位で入れるとこなら選んでられない!と決めたとこは薄暗い地下に立つだけでいっぱいいっぱいのシャワーのあるおうち・・。なんだかご近所も不気味だし、退去時にはアルバムの様な分厚いノートブックを渡され、コメントを書いていってね。と。
あまりいい思いをした場所じゃない上にノートと一緒に鍵を返さなきゃいけず、なんだかもやもやが残るおうちでした。
待ちに待った長期入居できるおうち!
日本人オーナーがベースメントに専用入口を設けてまるまるシェアルームとして貸し出しているところでした。
ベースメントだけだけど、シャワールーム、キッチン、ダイニング、リビングとテレビもあって、とてもくつろげる素敵なスペースでした。陽当たりもよかったし!
同居人はみんな日本人で、1人英語で話すよう強要してくるのに部屋で日本のドラマみて日本人と電話しまくってる人がいてあれはキツかったけど、もう1人とは一緒にパーティをしたりと、楽しく過ごせた快適なおうちでした〜〜
でも、ここへ越す前にトロントへの引越しを決めていましたので部屋を出ることに。ちなみに以前ちょろっと書いたと思うのですが、1ヶ月以上とかの長期でお部屋を借りるときはミニマムレントと言って最低いなきゃいけない契約期間がだいたいどこもあります。
3ヶ月のとこが結構多いと思うのですが、私のところも3ヶ月でしたのでそれが過ぎるのを待ってからトロントへのお引越しとなりました。
落ち着いた頃にまた引越し
トロントでもやっぱりバンクーバー同様、短期で入れるお部屋を借りることに。
そこは日本人の兄妹がコンドミニアムの一室を借りて住んでいて、デンと呼ばれる、物置に近い(笑)お部屋が空いていたのですまわせてもらいました。
デンと書かれている場合、基本窓がないそうなのでご注意を!
お部屋は窓がないから?ちょっと息苦しさもあったけど、でもとにかくその兄妹がオープンで、とっても親切で、度々手作りの料理をご馳走になったりしてとってもよくしてもらいました。ありがたい。。
ある日は兄妹の弟と夜中にウィスキーを飲みながら人間性について語ったり笑
そこも、次のお家の契約まで滞在させてもらい、ワーホリ生活最後のお家へ引っ越しました。
高級コンドからの景色!35階とかだったかな?
そして夜
お料理上手なお姉さんのご馳走
最後の最後で入居した家はちょっと怪しめ
で、最後のおうちはリノベーションしたて!を謳っており期待して見学に行くと、
まだ工事してる!!笑 でも、あなたが来るまでにはだいたい終わるから〜(だいたい???)と。
で、入居日、全然工事終わってませんでした笑
しかも業者が土足で入って作業してるからとにかく汚い〜〜お部屋もなんか中途半端にしか準備されてない〜〜とのことで入居日初日はオーナー夫妻とともに大掃除というまさかの展開でした。片付けが終わると夜も遅くて、みんなお腹ペコペコで、その晩はホットポットの食べ放題に連れていってもらいました♪
がしかし、やっぱりやや変わっているオーナーなのでその後もなんだか色々ハプニングがありました。
忘れられないのが私が胃腸炎になって苦しんでいる時にちょうど家賃の支払いで連絡があり、胃腸炎だと話すと、妊娠中の奥さんが自分がつわりの時に食べたものや、栄養があるものを〜と色々持ってきてくれました。手作りのスープとか。
とってもありがたいけど、冷たいミルクで溶かすスムージーや、ネギの入ったスープとか、ちょっと胃腸にそれどうなのって代物ばかりで、この人は一体素でボケてるのか、確信犯なのか・・と疑心暗鬼になったりもしました笑
と、引っ越すたびにいろんな出会いがあり、いろんなエピソードが生まれるのですが、お部屋探しで大切なことが以下です。
①見学無しの長期滞在申し込みは避ける
これ、実際に現地に行く前にお家どうしよう・・ってなると思うのですが、焦って長期契約してしまうと、ついてみたらびっくり!ていう可能性大ですので、とりあえずホテルでもシェアハウスでも、短期のお部屋にひとまず滞在するのがオススメです。
実際に、トロントで短期でお部屋を貸してもらったお姉さんは見学もしたけど長期契約だからこれだけデポジット納めてね、と結構な額を払い失踪されたという詐欺事件もあるので、信頼できそうなオーナーを探すのも大切です。
で、見学した際に私が絶対確認するポイントは、
⑴オーナーの人柄
⑵同居人について(人数やどんな人が住んでいるのかとか)
これ、生活リズムがまるっきり異なる人同士で住むと騒音トラブルになったりもしています。
⑶ミニマムレントについて
3ヶ月が多いと書きましたが、半年のところなんかもあります。
⑷シャワー
これ、私がいつも確認するポイントで、できれば譲りたくない(笑)のですが、欧米だとシャワーが固定式なところ、多いですよね。こんな感じ。
ただでさえ日本と勝手の異なるバスルームですから、せめてシャワーは取り外せるものがいい!足先とか洗うの、固定式だと結構大変。頭を洗うのも、慣れるまでちょっとストレス。ま、これは人それぞれですが。
あと、水周りの不衛生なところは絶対住みたくないので、それも合わせてチェック。
⑸ハウスルール
あとは、その家独自のルールや、オーナーとの取り決めなど、色々ルールがあり異なりますのでトラブルになる前にきちんと確認しましょう。
②全部込み込みの家かどうか
シェアハウスって、家具付き、光熱費全部込み、wifi込み、の込み込みの家がたくさんあります。でもそうでない家もあるので、これは見学前にしっかり確認しておくといいです。
最後の家は込み込みでしたが、提供された食器や調理器具がまあごみのようなボロボロのもので(笑)ありえない!と思いましたが自分たちでIKEAで新しく購入しました。。
③不安な人は無理せず日本人オーナーを探す
やっぱり、いろんな文化の人がいるカナダなので、お互いの常識等も異なります。
英語のために、と外国人オーナーの家を当たって見るも入居直前のドタキャンや、時間通りに待ち合わせに現れない、お家の管理がずさんなど・・日本人でもそういったことってあるとは思うのですが、比較すると少ないなあと思います。
ちなみに見学は外国人オーナーのところへも行きましたが、実際に契約したのは全て日本人オーナーと、夫妻でオーナーしていて片方が日本人のところでした。
あとはトラブルなど、何かあった時にとっても心強いです。
ちなみにまた最後の家の話ですが(笑)実は最後の家に滞在中、まさかの火事に遭いました。出火元はベースメントに住むカナダ人のお部屋のキッチンからだったのですが、オーナー夫妻の旦那さんがチャイニーズカナディアンで、その旦那さんのお母さんが実際の家の持ち主なのですが、オーナー夫妻がその時たまたまヨーロッパへ旅行しており、火事の時に駆けつけたチャイニーズのおばあさんオーナーはフェイスパックを顔に貼り付けたまま車で駆けつけ「私の家が!!!!」と、居住者の私たちには一切目もくれずパニックに陥っていました笑 火事になってしまった原因も火災報知器?のメンテナンスを怠っていたことによりアラームが一切ならず、消防車を呼ぶまでの事態になりました。生きててよかった。
冬の早朝、外は1℃で家から放り出されました笑
④夏の家探しにご注意
そして、冬は雪やら雨やらお引越しも大変で、夏はとーってもいい天気な上観光客もぐっと増えるカナダ。
夏はカナダ国外からの短期留学や、カナダに住んでいる人に会いに来る人なんかでごった返しお部屋を探し求める人がうんと増えます。あとはカナダ人でも、冬の移動が大変だから夏に引越しをするという人も多いそうです。私が最後の家を出るのがお正月だったのでオーナーは次の入居者を探しやすい春まで残って欲しいと言っていました。
そのため、ネットにお部屋情報が出るやいなやみんなソッコーアポを取りそそくさと契約・・と流れが早く、お部屋が全然見つからないなんてこともあります。
可能であれば春頃のお引越しがいいですが、とにかく粘り強くあちこちアポを取りましょう。友人はどうしてもカナダ渡航前に家が見つからず、外国人オーナーの家はドタキャンされ、最終的に日本人の方に連絡を取り交渉し、リビングに短期で住まわせてもらう、という結果になりました。リビングというスペースですが、とっても優しい日本人オーナーの家で、毎日一緒にご飯を食べたりと快適に過ごしていたので、駄目元でもとにかく交渉し続けることが大事です。
と、めちゃくちゃ長くなりましたが、皆さんも素敵なお部屋にめぐり合いますよーに!