カナダのサンクスギビングデー
日曜と月曜にかけてBC州のプリンストン(Princeton)という山あいにある、Jファミリーの別荘でサンクスギビングデーを過ごしてきました。
日本にはあまり馴染みのないサンクスギビングデーなので、なんだかよくわからないままついて行っただけですが。。笑
初めて祝う、サンクスギビングデー
Jパパは金曜日に、J弟夫妻は土曜日にプリンストン入りしていたので日曜に出発した私たちは最後に合流となりました〜
Jパパより前もって「サンクスギビングディナーで何か1品用意してね!」と言われていたので何がいいんだろう〜?Jパパはターキーを焼くみたいだし、スープ?J弟夫妻はヴィーガンとペスカテリアンだし、サラダ?と悩んでいたところ、
「TAKOYAKI!」
とJさんからたこ焼きのリクエスト。ターキーとたこ焼きの組み合わせどうなのって感じでしたが、ヴィーガンミールも難しいし、Jパパも完全にヴィーガン無視した料理だし、たこ焼きなら一応ペスカテリアンのJ弟は食べれるしJ弟嫁はヴィーガンミールもりもり作るようだし〜とたこ焼きを作ることになりました笑
前日にタコやたこ焼きソースを買っておいて、日曜朝は9:30に出発しました。
プリンストンまではバンクーバーからトラフィックなしで3時間半〜4時間くらいです。
到着後はみんなでおしゃべりしたり、ドライブで疲れてお昼寝したり、だらだら〜と過ごして夕方手前ごろからみんな各自調理開始!
みんなで作るサンクスギビングデーディナー
J弟嫁は2リットル分くらいのマッシュポテト(!)のヴィーガンバターバージョンとレギュラーバージョンにターキーのスタッフィング、キノコと玉ねぎのハーブソテー、後よくわからないスタッフィングみたいなものとヴィーガングレイビーソース、キャラメルアップルポテトにクランベリーブルーベリークランブルと大量に作りまくっていました。案の定ほとんど残りました。笑
ちなみにスイートポテト、りんご、キャラメルソースとシナモンを合わせてオーブンで焼いたキャラメルアップルポテトとやらがとっても美味しかったです〜
大学芋にさらにりんごを加えた洋風版といったところでしょうか。あまーくしてお芋を食べる文化のある日本人には食べすやすい味だと思います。いつかバターもたっぷり絡めて作ってみたいなと思います〜〜
そして3時間半くらいかけて焼きあがったターキー☆
鳥類(チキン、ダック、ターキー)大好きな私には焼き立てターキーたまらない。。じゅる。
レギュラーバージョンのグレイビーはJパパが作ってくれました。美味しかったな〜〜
もうこの時点でテーブルは私たちのたこ焼き、J弟嫁作の山盛り料理、さらにターキーにオーブンで焼いたお野菜にと、見るからに10人前は軽くあるよねっていう量でしたので残りは分けてお持ち帰り、そして翌朝の朝ごはんとなりました。
翌朝はみんなまた、だらだら〜と過ごし、J弟夫妻とトランプで遊んだりして過ごしていました。
カナダの別荘
ちなみにベッドルームは3つあって、今回私たちが泊まったのはこのお部屋で、他のお部屋がネイビー系なのに比べてこのキュートなピンクのベッド。そして相変わらずブランケットに埋もれるJさん。姿が見えないなと思うとだいたいブランケットと同化してます。
バルコニーからは木、山。天気がいいと遠くの方まで見えます〜
そしてちょっと下に目を移すと焚き火のスペース。
前回来た時はここでスモアを作って食べました〜甘すぎて二人してほんのちょっと食べてギブアップ〜〜
そして外側から見た別荘。
前回はバーベキューもしました。ベイビーオクトパスが美味しかったな〜〜チキンも美味しかったな〜〜〜
と、ただただ美味しいものを食べてだらだら過ごす別荘での様子とサンクスギビングでした。笑
他のお宅だとどんな風に過ごされているのでしょう〜
長芋とカルガリーでのホームパーティ
カナダでも長芋が買える!
カルガリーとは全く関係ないのですが、ついに!カナダで長芋を手に入れましたー!
しかも小ぶりだけど1本1ドルちょっとという安さ!
カナダで手に入る長芋は日本のそれとは違ってえぐみがあったり、とろろにしては食べられないようなのが多いとインターネットで見ていたけど、見た目完全日本と同じ長芋がコリアンスーパーで数本だけ陳列されていて、買ってみました!うれしいー!ちなみにスーパーの名前はHANNAMさん。
早速摩ってとろろご飯にしました。ちゃんととろろ!おいしい〜(この大胆なカットのネギはJさん作)
で、摩ってから気づいたけど欧米人はこういったネバネバ、ドロドロ、ぐちゃぐちゃ、嫌いな人がそれはそれは多いこと。
そして漏れ無くJさんもそのうちの1人。あちゃ!と気付いて摩ってなかった3分の1を包丁でカットしてタコとマッシュルームと一緒にバター醤油炒めに。(ちなみにあの食感からタコ嫌いの欧米人もかなり多いけど、たこ焼きが好きでタコはおっけーなJさん)
が、結局「なにこのナチュラルにスライミーな芋!」と摩らなくてもアウトでした。笑
今度から長芋は独り占め。私学んだ。
カルガリーでホームパーティ
そしてカルガリーです。
今回はJおじいちゃんおばあちゃんへのご挨拶と、J親戚が少し集まって私たちの結婚のお祝いをしてくれるということで参加してきました。
この可愛すぎるケーキはJ叔母がオーダーしてくれていて、このケーキでJさんとケーキカットもしました〜
初日は到着が夜だったので、おばあちゃんちで夕ご飯を食べて、お祝いは2日目に。
ディナーの時間にみんな集まることになっていたので昼間は街をお散歩したり、J叔母宅で認知症のおじいちゃんとJ弟夫妻、J妹、J従兄弟とビリヤード!
なんと4時間もビリヤードをし続けました。笑
Jおじいちゃん、まだまだ元気で4時間やっても物足りなそうでした。笑 元気だけどおじいちゃんのメモリーはいっぱいだから、毎回
「誰のターン?」
『おじいちゃんの番だよ!』
「え!また私の番かい!」「どれを打ってもいいよね?」
『違うよ、おじいちゃんはソリッド/ストライプのチームだよ!』
というやり取りをひたすら繰り返していました。笑
バトルシップのゲームではJ妹が全部おじいちゃんの打つべき玉を教えてあげて、みんなおじいちゃんを狙わらないようにしていたのでおじいちゃんが優勝し「I like this game!」とおじいちゃん喜んでいました。何度自分の玉をシンクさせようとしていたことか。笑 おじいちゃんのそれも含めてとーっても楽しい時間でした!
夕食はおばあちゃんとJ叔母合作のハワイアンベースのお料理。
デコレーションはJ従姉妹作。
お祝いのメッセージや贈り物をいただいたりと、とーっても愛に包まれたディナーでした!
「あなたがJを愛してくれるから、私たちもあなたを愛しているよ。」という、Jファミリーからの言葉、日本ではそうそう聞くことは無いからとってもくすぐったいけど、ありがたいなあ。
初めて見る海外の家紋
最終日の翌日、おばあちゃんが出してきてくれたJ家の家紋。
日本の家紋も面白いけど、この、いかにも西洋な家紋も面白いな〜他のおうちの家紋もすっごく気になる。。
この画像の見切れてるところに説明文が続いているんですが、ちゃんと読めていないので確認しなくては〜
そしてカルガリーから帰ってきたばかりですが、今はJ宅の別荘に来ています。
昨夜はサンクスギビングディナーでした!これはまた次回に〜
カナディアン夫妻の結婚式
カナダの結婚式ってどんな感じ?
もうすっかりBC州は秋ですね。
今回は10月1日に参加させていただいたカナディアンカップルの結婚式の様子をちょろっと紹介したいと思います。
J友人の新郎と、お相手の新婦さんは二人とも農家の方だったので今回は新婦さん側の農場横での挙式でした!
この、いろーんな場所で結婚式できちゃうのも日本と違うところの一つです。
牧場の横におっきなテントを構えて、その側に小さなテントと軽食スペースがあって、自然に囲まれたとっても素敵な場所でした。
日本だと、無宗教であっても教会だとか十字架の前でいかにも神父さんです!って格好をした神父さんを招いて式をしたりすることが多いと思うのですが、意外とカナダの本気クリスチャンの方達の方が教会とかよりもこういった自分たちの好きな場所で式を挙げていて(実際にJさんもクリスチャンだけど自宅でしたし)日本の文化は面白いなあと思いました。
ちなみにびっくりしたのは参列者の服装のカジュアルさ!自由さ!セーターのようなトップスにジーンズの人もいるし、足元なんてスニーカーやサンダルなんでもありだし、髪の毛も全くセットしてないのも普通だし、J妹に「どんな格好したらいいのかな?色とか?」と相談した時も、「好きなものを着ればいいのよ!」と言っていたけど色どころじゃなく本当になんでもありでした。笑
日本の結婚式は決まりが多くってタブーもたくさんあって厄介だしお金もかかるけど、全体としての見栄えはやっぱり日本の方が素敵だなあと思いました。笑
なので皆さん、北米で結婚式に参加する際は特に新郎新婦側から指定がなければ、スーパーかしこまったところで無ければあれこれ考えず、お好きな格好をお楽しみください〜(もちろんある程度の常識の範囲内で!)
結婚式後のレセプションパーティ
式自体は1時間半程度で終わり、軽食を済ませ、夜のレセプションまで3時間ほどありましたので一旦帰宅し、昼寝をし、二人で寝坊してレセプション開場の15分前に起床し(!)急いでレセプションに向かいました〜バタバタしていましたが車で10分ちょっとの場所だったのでなんとか間に合いました。。
レセプション会場はホテル内のパーティースペース?だったのですが、話によると結婚式のプラン中にウェディングエキスポとやらに参加した新郎新婦が何かで当選し、レセプションパーティー代がフリーになったとか!太っ腹!日本でもそういった企画あるのかな?
会場にはフォトブースがあったり、お食事もデザートもいろんな種類があって充実していました。日本だとコース料理形式の披露宴が多いと思うのですが、カナダだとブッフェスタイルが結構多いのだとか。今回もブッフェスタイルでした。
ちなみにJ弟夫妻の結婚式はメキシカンのケータリングだったとかで、かなり自由な感じ!お祝いのギフトカードとかはあるけれど、ご祝儀のようにまとまったお金を包む文化はないので、かしこまったお料理を提供しなきゃ!っていう気負いをしなくてもいいのが欧米の披露宴のいいところだなあと思います。
ケーキが15種類くらいあって、全部ちょっとずつ食べたかったけど普通に3個で十分苦しかったです。
お食事が済み、デザートを一通り取った後は親族や新郎新婦からのスピーチがあり、その後は新郎新婦のファーストダンス。
カナダ人やアメリカ人でもこのファーストダンスはかなり緊張するし、恥ずかしいとのこと。笑 式の前にはダンスのレッスンに通う人もいるみたいですね!
ファーストダンスの後はアップテンポのミュージックに代わり、子供からシニア世代までみんな思い思いにダンス。
今回はJが翌朝早くから仕事だったので早めに切り上げ帰宅しました。
新婦さんの実家の農場で多肉植物も栽培しているそうで、帰り際のテーブルにプチギフト?として並んでいたので一ついただいてきました。こういうのも色々自由で、個性が出て、面白いなあ〜
移民の申請期間中に日本での披露宴もどきを考えているので、とってもためになったしゲストとしても楽しめるパーティでした。二人ともお幸せに!
【英語の小ネタ】パンチバギー
フライトの3時間前でパスポートが見つからなくても口笛吹いてるカナダ人がJ(旦那)さんです。コミです。
カナダだと国内線でもIDとしてパスポートを提示するのが普通なのだとか〜日本と違いますよね。
パスポート見つかってないのに、「ベルトした方がいい?」「うん。」「でもセキュリティチェックめんどくさいんだもん!」って、え〜?なんで聞いた〜??
海外で、今はカナダで、過ごしているといろいろ面白い文化の違いや英語の言い回しなどが見つかります。英語(や文化)の小ネタを今後挟んでいきたいとおもいます〜
そして第一回目の今回は
”Punch buggy(パンチバギー)”
ちなみにPunch buggyでググると、こんな画像がでてきます。
これは、フォルクスワーゲンのビートルを見つけたら、
「Punch buggy, blue(そのビートルの色)!」
などと言います。色を言わない人たちもいるみたいですが!
そして、先に言った人が横にいる人をパンチしていいというゲーム。なんだそれ!
で、このままだとパンチされた人はパンチしかえすことができます。
なので、
「Punch buggy, (color), No returns!」
まで言うことで、パンチ返しを防げるんだとか。
子どもの遊びらしいゲームですよね!ただ、見つけた興奮とノーリターンズまで言わなければいけない焦りでなかなかハードなパンチを送ることになるので、結構衝撃はデカ目です。
他にもあるパンチ系ゲーム
そしてパンチと言えば、もうひとつ。
例えば私が部屋の中でおならをしたとします。そこですかさずJが
「Door knob!」
というと、Jは私がドアノブをみつけてタッチするまでパンチし続けられるというゲーム。
パンチされたくなければJがドアノブ!と言う前に
「Safety!」
と言うことでパンチを避けることができます。
欧米人パンチ好きすぎでは?
ちなみに日本だと同じ言葉を同じタイミングで発した時に「ハッピーアイスクリーム」というと、アイスをおごってもらえる、というゲームがありますよね!これは全国区なのでしょうか?
カナダの場合、ハッピーアイスクリームの代わりになるのが“Jinx”です。
これはアイスの代わりが何かしらのお願いごとで、もちろんアイスをおごってもらうでもありだし、やっぱりパンチもありだそうです。
そんなこんなで、Calgaryにいます。
Jのおじいちゃんおばあちゃんちに滞在しています。
先週参加した結婚式やカルガリーのことを近いうちに書きたいと思います〜
カナダBC州での結婚の流れ(Civil ceremony)
こんにちは。
自分が結婚したり、彼(以下Jさんとします)の家族が泊まりに来ていたりJ友人の結婚式に参加したりと、わたわたしている間に週間はてなブログにて記事をシェアしていただきました!初めての記事のシェア!わーい!
ちなみに記事はこちら
もうヨーロッパにはいないけど、こういった記事がきっかけで新しく旅好きな人に読んでいただけるのは嬉しいなあ。はてなブログさんありがとうございます。
今回は私たちが先日行った、British Columbia州での結婚に関して。
本当はちゃんとした式をするために時間をかけて計画しても良かったのですが、Jさんも私もビザがなくては日本にもカナダにも長期ではいられないため、出来るだけ早くカナダの永住権を取得し落ち着いて過ごしたいので教会などで行う必要がなく、比較的簡単に出来るCivil Ceremonyという方法で結婚をすることにしました。
式の前にはライセンスを取得
まず、州によって料金などいろいろ違いがあると思うのですがBC州ではMarriage Licenseというライセンスを買い (取得し)ます。
日本だったら区役所などへ行き、婚姻届を出し無料で入籍が完了しますがカナダは結婚するのにお金がかかります。私たちが2017年8月にライセンスを取得した時は105ドルでした。そのお金は一体何に使われているんでしょうか〜
インターネットだとLONDON DRUGSで取得できるというのも見たのですが、私たちは街中の何かのInsuranceのオフィスで購入しました。
取得と言っても出生地や誕生日などの個人情報を記入したりパスポートを提示したりとで特別な手続きはありませんでした。離婚をされたことがある方は離婚証明書等が必要になるようなのでもう少し手間がかかりそうです。最後に支払いを済ませるとすぐに受け取れます。
ちなみに有効期限が3ヶ月ですのでライセンスの取得自体は直前で大丈夫だと思います。取得したライセンスには両親の出生地を記載する箇所もあるので確実でない場合は確認をしておくことをお勧めします。ちなみにこの両親の出生地等の情報はファミリーツリーの作成に利用します。とコミッショナーさんが仰っていました。
Marriage Commissionerさんを探す
Civil Ceremonyを行うのにあたり、セレモニーを執り行う資格を持ったMarriage Commissionerさんに来ていただく必要があります。
BC州政府のサイト( https://www2.gov.bc.ca/gov/content/life-events/marriages/marriage-commissioners )で、お近くのコミッショナーさんを探せます。
サイトにも記載がありますが基本料金とプラスしてコミッショナーさんの移動費もかかるので記載されたコミッショナーさんのエリアにご注意です。
私たちが実際にお支払いしたのは100ドルでした。金額が曖昧だったのでコミッショナーさんに伺い提示された額です。近くにお住まいだったので基本料金と移動費とチップ合わせた額だと思います。
Civil Ceremony当日
セレモニー自体はなんと、どこでもできます。
びっくりしましたが自宅でもできるよ、とのことでしたので場所を予約する手間もなく天候にも左右されない自宅にてセレモニーを行うことにしました。不思議な感じ!
そしてセレモニーを行うにあたって、結婚するカップルとコミッショナーさんの他に2人のWitness(証人)が必要です。
今回はJの弟、私の日本からの友人にWitnessになってもらいました。なので最小人数はコミッショナーさんを含めた5人でセレモニーを行うことができます。セレモニーとすると小規模ですが、日本での入籍だと2人+お役所の窓口の方の3人で事足りるのでそっちの方が楽でいいなあと思います。笑
セレモニーの流れ
セレモニーの流れとしては
- 結婚の誓い(Vow)
- 指輪の交換
- 誓いのキス
- 新郎新婦、Witnessのライセンスと結婚登記書へのサイン
を約15〜20分くらいで行いました。
Vowは事前にコミッショナーさんからいくつか案を送られて来ていましたのでそこから選びました。自分たちで作ることも可能だそうです。このVowがなかなか普段使う言葉とは違うし、覚えられないしで、コミッショナーさんの手元のVowを読ませていただきました。笑 映画とかでよく出る"I Do"のシーンですね。これまた私には異文化ですごく不思議な感じでした〜〜
最後のライセンスと結婚登記書(コミッショナーさんが用意されていました)にコミッショナーさんが必要箇所を埋めてくださり、新郎新婦とWitnessのサインを記入すると後はコミッショナーさんがそれをVital Statistics Agencyというところへ提出してくださるようでその後Marriage Certificateがライセンスに記載した住所へ3週間ほどで郵送されます。(これも州によって申請だとか期間だとか異なるようです)
ちなみにこのマリッジサーティフィケイトがとっても大切なもので、日本大使館への戸籍の手続き、移民の手続きに必要になるものです。
現在はマリッジサーティフィケイトが届くのを待っている状態なので、届き次第またご報告させていただきたいと思います。
コミッショナーさんから渡された封筒に入っていたStatement of Marriage これは、特に使うことはないのかな?結婚にともなう書類が多いなあ〜
豪快手づかみで食べるシーフード
セレモニー自体はJ弟と奥さんと私の友人に参加してもらったのですが、J弟夫妻は用事があったので友人とJさんとお茶をしながらセレモニーの後はだらだら〜と過ごし、夜はJ弟夫妻も再度合流しバンクーバーのThe Holy Crabでディナーをしました〜
このウェブサイト、よくできてますよね・・一度見るとあの赤いシーフードたちが忘れなくなってしまうんですもの。
もともとが確かインドネシアのお店で、気になっていたのでセレモニーの後に行こう!とJさんと決めていたのですが、後からJさんがヴィーガンの弟夫妻を誘うという。。直前にJ弟はお肉以外は食べるペスカトリアンになったので(!)大丈夫でしたが、奥さんはまだ(?)ヴィーガン。Jさん曰く「結婚お祝いでJ弟嫁も食べるはずだよ!」と。ほんと〜?
で、誘ってみたところ「オッケー!行くよー!」とのことだったのでみんなで行ったのですが結果、J弟嫁はやっぱりヴィーガンのままでした。笑
もともとエビが大好きなJ弟嫁の前でエビを貪る私たち。かわいそうすぎたし何故この店に行くのに誘ったの。。笑
写真は友人撮影
料理自体は、テーブルの上にザザザッとお皿なしで並べられて手づかみで食べます!豪快!
J弟夫妻は温野菜($5)、ケイジャンフライ($4)、ムール貝($14)とライス($2×2)。
私とJさんと友人はカニ脚($35くらい)、ザリガニ($20)、エビ($15)、シーフードビスク($6.25)、スウィートポテトフライ($6)をシェアして食べました。
カニ脚はちょっと値段のわりには食べ応えがなくて残念でしたがエビは味もコスパも満足でした!でも一番美味しかったのはシーフードビスク!ムール貝も美味しそうだったな〜
メニューに写真がないのでどれくらいオーダーしたら良いのかちょっとわかりづらいですが、J弟夫妻のようにライスとムール貝とかにあとビスクを足すとかなり食べ応えもあっていいと思います〜
その他カナダでの結婚に関する記事はこちら↓から
圧力鍋もスロークッカーも無し、お鍋ひとつのプルドポーク
北米でポピュラーなお肉料理、プルドポーク
皆さんはプルドポーク、ご存知でしょうか〜
わたしはぜんぜん知らなかったのですが Pulled pork といって、スパイスを染み込ませたお肉を煮込み、ほろほろになったお肉を割いてバーベキューソースで味付けたもので、ラップサンドやバーガーなどにして北米でよく食べられています。
調べてみると、スロークッカーを利用して作る方が多いようですが、お鍋でもできるようなので、作ってみました!
スロークッカー、思ったよりうんと安くて場所さえ確保できれば導入したいな
どーん!と豚肩肉およそ2キロ。重たかった・・
プルドポークの作り方
お肉以外の材料は
- お砂糖
- お塩
- パプリカパウダー
- マスタードパウダー
- オレガノ
- タイム
- クミン
といったドライラブやスパイスラブと呼ばれる、BBQをするときに下味としてお肉に擦り込むスパイス類と
- ベイリーフ
- バーベキューソース
こんな感じです。
"ドライラブ"で調べると、他のスパイスを使ったものなどいろいろあるのでスパイスはお好みで!(わたしは適当に棚にある上記のスパイスを使いました)
大きな塊のままだとスパイスが浸透するのに時間がかかるし、調理しづらいので3つにカットしてみました〜まな板からはみ出る〜
ブラウンシュガーがあったのでブラウンシュガーから満遍なく擦り込んで、他のスパイスも擦り込んで、ラップをしてしばらく放置
一晩置くのが良いそうですが、待てなかったので(笑)2時間放置してお鍋に!
まずは表面に焼き色をつけて(バーベキューしない代わりに表面をちょっと焦がすといい風味になるんだとか!)
お肉がある程度浸るくらいのお水を注ぎます(相変わらず分量は適当に)
ベイリーフも忍ばせて、蓋をして弱火で2時間ほど煮込みます
途中お水がうんと減っていたら足しちゃいましょう〜
2時間程煮込むと、ちょっとフォークでつついただけでほろほろっとほぐれるようになります
もしまだ柔らかさが足りなければもう少し煮てみましょう〜
お肉が柔らかくなったら蓋を取ってお肉をほぐしながら水分を飛ばしていきます。
水分が飛んだあたりでBBQソースを投入!なかなかアグリーな見た目ですね!
ソースが十分お肉に染み込んだあと、一度完全に冷ましてから食べるとより味が染み込んでおいしくなります〜
そして完成型
左側がプルドポークバーガーで右が普通のビーフパテハンバーガー
プルドポークはコールスローとよく食べられているそうで、バーガーにもコールスローが入ったりするようですがわたしはコールスローがあまり好きでないので、ケールとソテーしたトマトとチーズと。
この甘辛なお肉の感じがいかにも北米ぽい。
スロークッカーや圧力鍋などを使えばもっと手軽にできそうなので、バーベキューやジャンクな味がお好きな方はぜひ試してみてください〜
デンマーク留学について⑩ヨーロッパ内を旅しよう!ホイスコーレ遠足はベルリン!
ヨーロッパ内からヨーロッパ内での旅
食に次いで大好きなトピックの、旅行について!
(この写真は確か5年前くらいに撮ったイタリア)
まず、デンマーク滞在中の5ヶ月弱の間に行った国は
- ドイツ(学校の遠足)
- スウェーデン
- ハンガリー
- フランス
- スペイン
の5カ国です。
本当に、拠点をヨーロッパにすると何カ国も旅できて超絶嬉しい。。
カナダとかだと、カナダ自体がとっても広いので国内を旅行するだけでも楽しめると思うし、アメリカや南米なんかは日本からよりうんと行きやすくて便利ですよね。でもやっぱりヨーロッパのその国々の色の違いや他国への行きやすさ(距離や入国手続き)なんかと比べてしまうとちょっと物足りないですよね。ちょっとどころではないのですが。
そしてヨーロッパに行った際に何カ国も巡るメリットとして、とにかく移動が安い!
カナダの場合は例えばバンクーバーからトロントへ飛行機で行くのにも往復5万とかしたりします。もちろん時差もめっちゃあって距離はあるのだけれど、国内なのに〜〜高いよ〜そして電車は限られた区間しか通っていなかったりするのもすごく残念。。
ヨーロッパの場合は、ヨーロッパ内だけでLCCが何社もあり競合しているからか安い航空券がわんさかあります。国をまたいだ片道1〜2時間のフライトの往復チケットが1万円くらいであったりもします。しかも短距離、長距離含めた鉄道があちこちで通っているので隣国だったら鉄道で行くことも多いですよね。鉄道だと飛行機より高くつく場合なんかもあります。でも寝台列車なんかもあったりして、場合によっては飛行機+ホテルよりも寝台列車の利用が都合が良かったりもします。
学生の頃にヴェネツィア〜ミュンヘン間を寝台列車で移動しましたが個室にシンクがあってとっても快適で、景色も楽しめて、車掌さんが朝になるとホットドリンクとサンドウィッチを持ってきてくれたりして、古い電車内でのすべての経験が新しくって一生忘れないです。ヨーロッパの寝台列車はいつかまた経験したいのでいずれまた色々調べてみたいと思います。
そしてデンマークからの旅についてですが、マルメの日帰り以外はかなりあちこち行って書くこともたくさんありそうなので今後留学とは別に旅行カテゴリーとして書いていきたいと思います。
今回はホイスコーレでの遠足で行ったベルリンについてお伝えします〜
留学先デンマークからの遠足はベルリン!
ちなみにベルリンへの旅行、今回が3度目、ドイツ自体は4度目と、あまり新鮮味は無い旅でしたがそれでもやっぱりベルリン最高です。旅行でもう一度いきたい場所5本の指に入るところで、住みたい街ナンバーワンです。
ただ、今までの旅行と違った点はデンマークから(約10時間?)バスでの移動ということ!そしてお弁当が配られる〜! 笑
ジャジャーン!このモリモリっとした紙袋の中身は・・
ジャジャジャジャーン!
水とりんご(2つも!)、ミューズリ付きヨーグルト、サンドイッチ、バナナ、ガム、マフィン、にんじん(ラップでぐるぐる巻きだよ!)、メントス、スニッカーズ
と盛りだくさん。ちなみにりんごとバナナとお菓子の類は食べきれませんでした。。にんじんは食べました。バスや電車で食べるご飯って楽しいな〜〜
ちなみに出発は確か朝の6時とかでめっちゃ早かったので寝てる人が多かったです〜
参加した男の先生たち、わーきゃー盛り上がる女の先生たちの横でみんな揃って黙って新聞をむさぼり読んでた。
国境はフェリーで超えます
しばらくバスで走ると、海が見えてきます。
そう、ここからはフェリーでバスごと移動です〜!
Scandlines - ferries to Denmark and Sweden
フェリーの中には免税店もあるしちょっとした飲食店もあるし、何より長いバス移動の合間に歩き回れるのはありがたいですよね。
ちなみにここで国境を超えますがパスポートチェックは特にありません。免税店だと必要になるのかな?充電する場所なんかもあって景色も綺麗でとっても良かったです〜
そしてフェリーでドイツに着いてまたしばらくバスで走り、ベルリンへ!
確か夕方ちょっと前に着きました。基本の遠足の内容は美術館やギャラリー巡りですが、とにかく自由な学校なので、行くか行かないかは自分で決めます。何通りか学校側でこのジャンルのツアー、このギャラリーへ行くツアーなど用意してくれてますので行きたい人はそれについて行く感じです。
私はそれよりも行きたいとこがあちこちあるし、ベルリンに友人が住んでいて会う約束をしていたのでほとんど別行動していました。先生も「オッケー!いってらー☆」みたいなノリです。
ひっそり佇む地元民の集うけケバブ屋さん
到着したその日にまず行きたかったところが Landsberger Allee駅を出てすぐのところにあるケバブ屋さん。何度か行っているのに全然名前がわからない。。本当にググってもなかなか出てこないような、無名っぽいケバブ屋なのですがめちゃめちゃおいしい。
Generator Hostelが駅のすぐ横にあるのですが、駅からHostelへ行くまでの道中にあります。観光客が入っているところはあまり見かけず、従業員&客の全員が男性だったこともあったり、なんとなくもさっとした(笑)場所ですが異国感がたっぷりで大好きな場所です。
サイズ感がなかなか伝わりにくいですが、めちゃめちゃ空腹の時にこれを食べて満腹くらい。普通に空腹なら2人でケバブ一つとスープ一つでお腹いっぱいになりそうです。
お値段は確か4ユーロしないくらいで、物価安のベルリン最高ですよね。
ドリンク類も2ユーロ前後だった気がします。ジュースやコーヒーホットチョコレートやお酒と、かなりメニュー豊富です。スープもレンズ豆のスープの他にあと2,3種類でどれも3ユーロくらいかな?ケバブ以外にもいろんなメニューがあって、1週間毎日ここへ通っても苦じゃなさそうです。前回滞在時は確か4泊くらいで2,3度お世話になりました。笑
ドイツが発祥のケバブ、日本で食べるよりお肉もお野菜もおいしいし、パンの部分もカリッともちっとしてるしで全然違います〜ちなみにデンマークで食べたケバブはまずかったです〜笑 あーケバブ食べたい。。
意外と美味しかったホテルの朝食
そしてその日は長旅で疲れていたのですぐに寝て、翌朝はホテルのブレックファースト!
Hotel Transitという、なんだかホステルのような場所でした。60人だか70人だかで泊まるので普通のホテルだと難しいですよね。
朝食はあまり期待していなかったのですが、デンマークでもおなじみの黒パンや、ワッフルの他に何種類かパンと、数種類のハムやチーズ、ありがたいことにお野菜も少しあったりして、結構美味しくいただきました。コーヒーマシンの横には暖かいミルクが置いてあったのも良かったなあ。
ヨーロッパのなかでもドイツの電車がなんだかすごく好きで、ベルリンはめちゃめちゃいい。何番線だか覚えてないけど外を走ったりする黄色い電車は特にノスタルジック!
美術館やギャラリー、ベルリン在住女子オススメのお店
ご飯を食べたらこの日は美術館ツアーの最初の部分だけ参加しました。
財布を部屋に忘れて大騒ぎで戻って学校のバスに乗ろうとしたら置いて行かれ(!)電車を使って最寄りまで行って走るというトラブルに友人を巻き込みながら(本当に申し訳なかったー!冬なのに汗だくだった!笑)なんとか参加してきました。
コンテンポラリーアートの美術館だった思うのですが、インスタレーションや写真や、絵画などいろんなジャンルのアートが並んでいて、体験型のインスタレーションなんかもあってとっても楽しい空間でした。これも名前がわからないんですが、ベルリンにはこういった美術館などがたくさんあって、歴史的なところからコンテンポラリーに特化したところなどアートに興味のある方ならとっても楽しめる場所だと思います。
美術館の後はあちこち一人でお買い物でウロウロして、ベルリンに住む友人と合流して焼肉!
デンマークでの味に疲れてきていたのでアジアの味が恋しくてここを選んでもらいました〜
他民族の街ベルリンだとデンマークにはあんまりないアジア系のお店や中東や他ヨーロッパ系のお店なんかもたーくさんあっていいですよね。しかもおいしい。
焼肉屋さんでは1杯した飲まなかったのでバーに移動して飲み直し!
友人お気に入りのバーなんだとか。日本でこの扉を見たらちょっと怖いけどベルリンならあり。
店内はこんな感じで、明るく補正してこの程度。
ヨーロッパのバーって店内暗い店がめちゃめちゃ多い!トイレが明るかったりしたらもう目が暗闇に対応できなくて自席に戻るのが恐怖!笑 外から見たら真っ暗闇の店内も中に入ると意外とお客さんがたくさんいて盛り上がってたりするのが面白い。
ヨーロッパの人々、本当にキャンドル好きよね。
ビールはヴァイツェンにしました。ヴァイツェンは小麦で作られているから、ラガーとかと違って味も、体質的にも合わない人もいるみたいですね。これは3ユーロくらいだったかな?タップのビールもドイツは2ユーロとかで飲めるとこがあったり、安くて美味しくて日本と違った盛り上がり方で楽しい。
この後もう1件バーに移動して飲み直して、その場で出会ったイラン人の女の子と3人でしばらく飲んでホテルへ戻りました〜
ベルリンは夜遅く歩いてもあまり怖いと思うことがなくて、なんだか東京にいるような気分で夜遊びも楽しい〜
翌朝も一人でお買い物や街ブラをしてコンテンポラリーアートのKWへ。
KW Institute for Contemporary Art
前回ベルリンへ行った時はもっとコンテンツがモリモリでおもしろかったな〜
今回はかなり前衛的なインスタレーションで、エンプティーなエリアが多くて、こちら側が察しなくては理解できない、よくわからない部分が多いというか、私にはちょっと難しかったです。
その時の内容によってかなり振れ幅大きいけど、このエリアもファッションやカフェなどおしゃれなお店が多くてKWついでにあちこち見るのも楽しいです。セレクトショップとかが多かった気がします。
そしてまた友人と、友人のルームメイトと合流しバーへ。
友人はフォトグラファー、ルームメイトはミュージシャンで二人ともファッションにこだわりがあって、そういった話を聞いたり色々おしゃべりしていたらあっという間に時間が経ってしまったのですがチャチャッと締めて、フィルハーモニーへ☆
学校側の遠足の内容の中に希望者だけがチケットを購入してフィルハーモニーのコンサートを見に行ける、というのがあったので行ってきました。
フィルハーモニーは会場が2つあるそうで、行ってみたら小さい方だと判明!オーケストラとかでなく、バイオリンとピアノのみでちょっと期待していたのとは違かったので最後までは残りませんでした。
フィルハーモニー行かれる方は、どの会場か、どんな演目か(たいていの方は確認されると思いますが!)事前に確認されるといいと思います〜
その夜はホイスコーレの友人とスーパーで買っていたビールやおつまみを持ち寄り、ホテルのロビーのソファで深夜まで飲み、ドイツ人のおじちゃんグループも気づいたら一緒になっていて(何を話したんだろう〜)ほろ酔いで就寝しました〜〜
最終日はとにかく最後のお買い物と、再びホテル近くでケバブを買い(笑)バスに乗り込みデンマークへ!
みんなも満喫しまくったようで、お昼頃の出発でしたがバスはしーんと静まり返っていました。笑
という、ほとんど学校のイベントに参加しないままの遠足でした〜〜
ここでデンマーク留学シリーズはおしまいです。が、他にもデンマーク鉄道など、デンマークに関する記事をちょこまか書く予定ですのでよろしければお付き合いください〜
Tolls removed! Port Mann Bridge
ポートマンブリッジ、有料から無料化に
バンクーバーから車で少し進んだところにあるCoquitlamとSurreyを結ぶおっきな橋、ポートマンブリッジ
バンクーバー在住の人だとあまり使うことがないかと思うのですが、この橋はtoll bridgeといって、他では聞いたことの無かった有料の橋でした。でした、というのは、
2017年9月1日よりToll freeになったとのこと!知らなかったー!!この景色や、おっきな橋が結構好きだったのでポートマンブリッジ無料化はうれしい。John HorganBC州首相ありがとう!
そして、大きいといえば、少し前までは世界一の横幅の橋だったようです。片側5車線です。
Wiki曰くカリフォルニアの橋に越されてしまったとか。
最大だったとか、有料だったとか、過去のことばかりですね。笑
ちなみに料金の支払いに関しては橋についているカメラでナンバーを撮影され、その車の持ち主の住所に請求書が送られていたそうです。そうです、というのは私が車を所持しているわけではないので実際の請求書は見たことがないんです。
そして支払いがきちんとされないと免許証の更新ができないとか結構厳しく取り締まっていたそうです〜
90kmと表示があるのは、この橋がハイウェイの途中にあるからです。
ちなみに今日はこの橋を渡りIKEAに行ってきました〜
ほんとにたいした物は買ってないですが、IKEAは1ヶ月1回くらいならウィンドーショッピングだけでも楽しめる。
あと、ソフトクリーム!ウェンディーズのフロスティもいいけど、このナチュラルな甘さが日本のソフトクリームぽくて時々すごく食べたくなります。
ちなみにサンデーのトッピングをもりもりにされると激甘なので、少なめもしくはトッピング無しがちょうどいいです〜
カナダの花って、これ誰か管理してるの?って場所の花でもすごい立派で力強い印象を受けるのですが、これは紫外線の影響なのでしょうか?それとも実はめちゃめちゃ手入れをされているのでしょうか??どっちにしろきれいだな〜〜
明日は教会にお邪魔してきます。
一緒に暮らして感じたこと、不思議で興味深いデンマーク人
デンマーク人って、どんな人たち?
同じ屋根の下、なんなら同じ部屋の中でデンマーク人と過ごして感じた、私の思う"デンマーク人"についてお話ししたいと思います。
まず、日本で普段暮らしているとデンマーク人に遭遇する機会は少ないし、すれ違ってもその人がデンマーク人かどうかなんて分からないですよね。
わたしもスウェーデンやフィンランド人は会ったことがあったけど、デンマークに行くまでデンマーク人は会ったことがなく、スウェーデン人などが言う、明るい人たち、英語が達者ということしか知りませんでした。そして明るいし英語もめちゃめちゃ達者でした!特にコペンハーゲン出身者はずば抜けてました。
実際に会って、一緒に過ごして思ったこと、
感情の表現が豊か、そしてよく泣く!笑
怒る人はそんなに見かけなかったけど、イライラは表情に出やすいし、よく笑うし、よく泣きます。
年頃の女の子たちが多かったというのもあるかと思いますが、結構本気でわんわん泣きます。これはアイスランド人もでしたが、夜中に号泣する声で起きることもありました。笑
隠れてひっそりとひそひそ、と泣くよりは、感情をさらけ出して泣いているような子をよく見かけました。そして周りの子があやす、という感じ。
ルームメイトも何回か同じ部屋の中で泣いていました。かくいう私もよく泣くので、みんな当たり前のように泣く環境は過ごしやすいです。笑
ちなみにデンマーク人が泣いている原因はストレスによるものが多かったです。
どうしたの?と聞くと、「ストレスが溜まってるんだと思う」という回答が多かったのですが、あえて原因を細かに話さないっていうのもあるのかも?
でも特に冬場の太陽の出ない時期はデンマーク人のメンタルにもなかなか響くらしいです。
ノーブラ
ヨーロッパに多いですが、本当にデンマーク人女子のノーブラ率めちゃめちゃ高かったです。
個人の意思がすっごく尊重されている国だから周りのひとがとやかく言うことも少ないし、自由を追い求めた結果なのでしょうか?ちなみにフェミニストも日本より格段に多いです。
普通に、留学期間中だけで70%以上の子が1度はノーブラで1日を過ごしていたように思います。アートスクールだからというのもあるかと思いますが、みんな気にしなすぎてびっくり。先生もたびたびノーブラでした。
ちなみに学校内だけでなく、コペンハーゲンへ遊びに行くときだろうと、ベルリンだろうと、ノーブラです。
そしてちなみにちなみに同性の登録パートナーシップ法というのを最初に認めた国はデンマークです。小さいながらに革命を起こして行く国、というのが私のイメージです。ノーブラから何かが変わるかも。変わらないかも。
全力日焼け
移民や難民が増えて、褐色の肌の人も見かけるデンマークですが多くのデンマーク人がブルーアイズにブロンドと真っ白な肌です。
日本人からしたら綺麗な肌だな〜と思っても隣の芝生はやっぱり青いのでデンマーク人はこんがり焼いた小麦色の肌が大好きです。天気のいい日なんかは裏庭、中庭のそこら中にデンマーク人が転がっています。男の子だけじゃなく女の子も半裸で焼いていたりします。脱いじゃう系の子は基本ノーブラ女子たちですね。
そしてあんなに顔や体を真っ赤にしながらほぼ火傷状態になりながら、日サロも行きながら得た小麦肌も9月の時点でみんな真っ白になっていました。笑
きっとまた来年もものすごい労力を費やすのでしょう。笑
ベジタリアン
デンマークはベジタリアンが多いです。
いろんなタイプのベジタリアンがありますが、完全に動物性のものをとらないヴィーガン、この肉は食べないけどこの肉は食べると動物を選ぶ系のベジタリアンや肉魚以外は食べるベジタリアンなど様々ベジタリアンがいました。
そして多くのベジタリアンが「I like Sushi!」と日本人に伝えてくれます。笑
寿司といえば日本ならとにかくお魚お魚ですが、ベジタリアンの多いデンマークだからこそ寿司ショップに行けばだいたいどこでもベジロールがあるし、揚げ物系のロールやサイドディッシュがあったりとお魚!!という感覚がそこまで強く無いのかもしれません。というか、寿司を扱う店は揚げ物メニューに頼りすぎです。笑
これは寿司食べ放題に行った時の、スターターメニュー
揚げ物だらけな上に濃いめのソースにマヨにチリに、まさかこれから寿司を提供するとは思えない強烈さ!
寿司と言えばここでは巻物です。
握り寿司もデンマークにはあるけど、デンマーク人の嗜好以前にやっぱり魚のクオリティや職人の腕的にもいろんなものを詰め込んで味をつけた巻き寿司に軍配が上がりますね。
校内でジャパニーズディナーデイを開催してシェフと他日本人と50食以上作ってみんなに食べてもらいました〜
手巻き寿司のはずだったけど、写真の男の子はひたすら細巻きを作りナイフでカットしまくっていました。おもしろかったな〜
ちなみに基本ベジタリアンだけど、寿司が好きすぎてチートしちゃう子もいました。その子は寿司ショップの店員でした。笑 日本でそんなことしてたらすごい周りからちまちま言われそうだけど、そういうのもありなデンマークっていいなあと思います。
デンマーク留学について⑨ホイスコーレでのイベント
イベント盛りだくさんのフォルケホイスコーレ
フォルケホイスコーレが"大人の幼稚園"と呼ばれる所以の一つが、よく遊ぶ!ことだと思います。私が行ったのはたった5ヶ月弱でしたが、たくさんのイベントがありました。
一番最初がスケートです。
確か、初日学校ついてオリエンテーション的なのを受けて翌日夜早速スケートだった気がします。笑
でもこのみーんなのこと全然知らない状態で、こういったイベントがあると話したり仲良くなるきっかけになっていいなと思います。
1月頭のデンマークまじで寒かったですけどね。ヨーロッパの中にしてはデンマークは湿度が高い方らしく、そのせいで余計に冷たく感じるのよーとデンマーク人は言っていました。確かに、ドイツとか行くとソッコー手がカサカサになるけど、デンマークではそんなにハンドクリーム塗りたくることはありませんでした。
極寒でしたがホットチョコレートと、甘いお菓子などが用意されていてスケートが苦手な子やそんなに興味がない子も、ちょっとあったかいスペースでお茶をしながら話したりしていました。これがいわゆる"Hygge(ヒュッゲ)"です。(ヒュッゲでググると2017年に書かれた記事がたくさん出てきますね。流行り?"欧米で話題沸騰!"て、なんだか変な感じ〜!"ヒュッゲ"と"沸騰"ってすごく真逆な言葉のイメージすぎる〜〜!)
おやすみ前のコーヒー?
あと、デンマークならではの文化なのか?他ヨーロッパでもそうなのか?そこのホイスコーレだけだったのか未だにわからないのですが、とにかく学校では夜に甘いものとコーヒー&紅茶が振舞われました。なぜ夜なの?カフェイン摂るの遅くない?砂糖もバターも遅くない?
毎週木曜、日曜はケーキナイトで、だいたい夜8時から10時くらいの間にケーキとコーヒー&紅茶がメインビルディングに現れます。
それはそれはヘビーなチョコレートケーキや、ドリームケーキと言われる(デンマークの?北欧の?)ケーキが出たり、ほとんど毎回登場するケーキが違うので食いしん坊の私は気になってしまってなかなか食べずにはいられませんでした。笑
ケーキナイト以外にもエキシビジョンのたびにお菓子が出たり、パーティでお菓子が出たり、キッチンの方からおやつとしてクッキーをもらったり、まあ頻繁にお菓子が現れます。だから2ヶ月で5キロも太ったんだな・・ちなみに学校卒業までいくらか減量を試みましたが維持するので精一杯でした。美味しすぎるんだもの。ということで現在地道に減量中です〜
みんな本当にパーティ大好き
そして上記にもちょろっと書きましたが、パーティ!
毎週末はcaffeenと呼ばれるグラフィティまみれの暗い汚い部屋で生徒だけでやるパーティがあるのと(他ホイスコーレと合同でraveとかこっちもなかなかみんな盛り上がってた)、それ以外に5ヶ月弱の間に5回、先生も一緒になって参加するおっきなパーティがありました。
以下の写真はそのうちの1回の"Wedding party"がテーマのパーティ。
実際の学校内のカップルがフェイク結婚式を挙げるというもの。笑
その案もよく出たなと思うけど、ノリノリのカップルもすごい!写真はインスタのストーリーで撮りまくってたやつを保存したものなので画質も悪いし編集も超雑です。
新婦入場!ベールを持って歩いてるのは先生の娘たち。エンジェル!
新婦のお父さん役は生徒が演じます。
そして娘エンジェル達以上にエンジェル感強めの衣装の人が先生エンジェル。神父さん役。
デンマーク語全然わからなかったけど、ものすごくハチャメチャな誓いで真剣にボケをかましまくる先生。
ブーケトスもありました!
私たちのファミリー(生徒は学校内で5つのファミリーと呼ばれるグループに分けられます。)がオーガナイザーでしたので会場設営から運営まで行いました。
パーティ会場に移ると乾杯とコース料理と友人代表の手紙の読み上げと本物さながらでした。後カップルはひたすらチューしてました。
パーティは夜まで行って、途中会場を移してゲームをしたり、また夜はここの会場をダンスフロアにしてDJがひたすら音楽を流し続けて生徒は飲んで踊って、また夜遅くなった頃にウェディングケーキが現れてと、ガチすぎて楽しむと同時に少し困惑しました。笑 デンマークのパーティのクオリティすごすぎじゃない?笑 ホイスコーレってどこもこんな感じなんでしょうか。
ちなみにWedding party以外のテーマの時も同様にめちゃめちゃ盛り上がってました。
毎日のお昼の集会も気合入ってます
あとは毎日生徒や先生が代わる代わる担当する、いろんなことやっちゃうお昼の集会も面白かったです。すごく真剣にアートに関して講演する人もいれば、私のルームメイトのように、
今日はベリーダンスをやりましょう!とみんなを巻き込んで踊る人もいたりと様々でした。
遠足もあります
そして遠足!遠足は2回ありました。
一つが、コペンハーゲンから少し離れたところにある、ルイジアナ美術館 ( Louisiana )
学校から2階建てのバスでルイジアナ美術館ともう1件の2件廻りました。
週末だったのでコペンハーゲンで遊びたい人や実家帰りたい人はここで解散ね、と半分くらいは現地でいなくなった気がします。笑
草間彌生の展示があったり、六本木にもあるおーっきな蜘蛛のオブジェの作者Louise Bourgeoisのエキシビジョンがあったり、かなり見ごたえがありました。
あとはお庭がとっても良いよ!と何度もルイジアナ美術館へ行ったことのあるデンマーク人からオススメされたのですがあいにくその日は雨でちゃんと見ることができませんでした。。残念。
ちなみに入場料からお昼のサンドイッチやバスやら、全て学費に込みですので当日は手ぶらでもいけちゃいます。
そしてもう一つがベルリンへの遠足!これはまた書くことがたくさんありそうなので別の記事にてお伝えしたいと思います。
デンマーク留学について⑧ホイスコーレのご飯
デンマークのご飯といえば何を想像されますか?私は、なんとなく海に囲まれてるしシーフードかな?とか、スウェーデンみたいにザリガニを食べて大盛り上がりするのかな?など考えていましたが、実際にはだいぶ違いました!エリアによって差はあるかと思いますが、ホイスコーレでのご飯写真を中心にデンマークの食についてお伝えしたいと思います〜〜!(ちなみに写真はホイスコーレで食べたふわふわの白身魚とベーコンビッツとホースラディッシュ。すごい、よくわからないけど北欧っぽい!)
おうちご飯が主流?デンマークでの食事
まず、基本的に外食が高いです。ヨーロッパだとよくお水でも料金をとりますが、小さな瓶のお水で600円とか、小皿料理と同じぐらいの価格を取られることもありちょっとびっくりでした。物価高と噂には聞いていたけれど!デンマークより南側のヨーロッパ各国だと、そんなにしないですよね〜〜
あとは、そこそこのお金を払っても、こんなものかあ、といった感じのお店が多く、大満足!のお店には巡り合わないままデンマークレストランの開拓は諦めました。笑 なので、ぷらっと入るよりある程度調べてからレストランへいかれるのがいいんじゃないかなあと思います。
そういうこともあってか?デンマーク人は結構おうちでご飯を食べることが多いとルームメイトは話していました。あと小さな街だとレストランもかなり限られています。学校のあったホルベックも、1、2週間くらいでレストラン制覇できるのでは?というくらい少なかったです。笑
目にも美しいホイスコーレご飯
では、肝心のホイスコーレのご飯はというと、最高でした!笑
話によると以前レストランを経営してた有名シェフがクンストホイスコーレでシェフをしているとのことで、彼曰くそういうのびのびした環境でマイペースにやりたかったとか。ありがたすぎる。
そして見た目も洒落てたり、楽しく面白くて美味しい。レストランでご飯を食べているようでご飯が一番の楽しみでした笑
以下が実際の料理の写真です〜
これは最初の方で出されたパイ包の何か・・中身はお魚だったような気がします・・
盛り付けから漂うコース料理の一品感
これは、謎のパンケーキのような、とろろを焼いたものの食感のような、不思議な食感の料理でした。生地にはトマトがたくさん練りこまれていて、バジルの入ったソースがかかっています。
お魚のハンバーガー
ちなみにデンマークはベジタリアンがとっても多くて、学校もいわゆる魚と肉以外を食べるラクト・オボ・ベジタリアンやヴィーガンに対応した料理、グルテンフリーやデイリーフリー(乳製品)やその他アレルギーなど全て対応し料理を作っていました。
ただ、ベジタリアン率が結構多いからか、火曜、木曜以外の平日お昼は全員分ベジタリアンミールだったりといろんなルールがありました。
たしかこれはベジタリアンミール
これはなんだったかなあ・・という時々とってもアーティスティックなご飯が現れます。
謎の、1週間だけゲストシェフが来ていた時のお昼ごはん。
小皿の中はフムスのようなもので、キャベツはレモン汁とガーリックのソースだった気がします。ベジタリアンミールでもすっごく美味しいし満足感も高い。
ミニバンズに好きに具材を挟むハンバーガー
お昼は基本的に料理がよそられた状態で、足りなければおかわり、という感じでしたが朝と夜は基本バイキング形式になっていました。だからこのバーガーはきっと夜かな〜
切り株みたいな肉の塊!
そしてこれは平日の朝ごはん。平日の朝ごはんメニューは毎日一緒です。笑 ちょっと日本人からするとえっ!てなるかもですが、めちゃめちゃ飽きますが、慣れます。デンマーク人はあんまり気にならないようです。
メニューはシリアル、ポリッジ、ヨーグルトとパン、フルーツです。パンは学校で焼いています。ちなみにわたしはポリッジはまあまあ苦手です。仕方ないので他のものに飽きた時に食べていました笑
で、打って変わってこれは土日のブランチです。土日は10〜12時までのブランチとディナーの1日2回ですが、いつもブランチで食べ過ぎて苦しかったので1日2食でじゅうぶんでした。ちなみにこの画像の横のテーブルにはいつもの朝食と同じパンやヨーグルトもあります。
ブランチはいろいろありすぎて、何を食べようか悩んでなんとなくピックアップした結果こういうプレートになることが多々あり、いつも何度かおかわりをします。笑
そして、天気のいい日はバーベキューもしますー!学校の中庭にテーブルを広げて、シェフがバーベキューで焼きまくります。
バーベキュー以外の料理もいろいろあって、すーごく美味しかった。。
あとは、学校では度々各ファミリーと言われるグループごとにテーマを決めるパーティが行われます。
これは結婚式がテーマだった時のご飯。私たちはオーガナイザー側でご飯のサーブなどがあってバタバタしていたので、メインのステーキ等は撮り忘れました。。ちゃんとコース料理となってでてきます。学校でこのクオリティすごすぎます。パーティのことはまた別で書きたいと思います。
そしてこれは確か、イースターの日の特別なご飯
その日はキッチンヘルプでお手伝いの日だったのでテーブルの上の花を他の生徒と一緒に裏庭から摘んできました
これがパーティ以外で一番豪華だったかなあ〜
と、ご飯だけで思い出もりもりです。
またデンマークでのレストランでの写真など見つけたらそれも載せたいと思います。
デンマーク留学について⑦ホイスコーレの授業
ホイスコーレではどんな授業を?
今回は私がKunsthøjskolen i Holbækで受けたspring2017の授業に関してお伝えしたいと思います。
まず、入学前に学校から送られてきたPDFがこちらです。
どんな授業を行っているのか、学校のHPでも確認できますが、ゲストティーチャーが代わる代わるいらっしゃるからか、その時によって授業の内容やどのタームでその授業が組み込まれるか、などいろいろ変わります。
午前の座学メインのクラスと午後の制作メインのクラスを1クラスずつ選択し授業を受けるのですが、エキシビジョンが何度かあり制作の方が学校でのメインになるので午前のクラスの方が期間が短いです。
各ピリオドの始まりの際にはオリエンテーション等が午前の時間を使って行われます。
デンマーク語力に左右される座学のクラス
午前の座学メインのクラスですが、こちらは基本全てデンマーク語で行われるので外国人にはかなりきついです。
以前も触れましたが私はその時間はほとんど参加せず自分の制作やお昼寝やドラマやお買い物、散歩などかなり自由に過ごしていました。他のデンマーク語が苦手な外国人生徒もひたすら寝てたり、デンマーク人ですらあまり授業に参加しなかったり、かなり自由でした。学校側からしたらもう少し授業に出て欲しいところかと思うのですが、個人の選択、決断に重きを置いている環境なため、自分がそちらの方が大事だと思えがそれが全て、といった感じで誰も他人を咎めません。この授業を取りましたよ、という証書のようなものは卒業の際にもらえますが、学位のようなものは一切与えられないのでそれもかなり影響しているかとは思いますが。
本当にしっかりアートヒストリーやフィロソフィー、ましてやlitteratureなど学びたいのであれば、日常会話以上のデンマーク語が必要となるので、本気でアートを学びたい方はかなり事前準備が必要かと思います。ちょっと厳しいかなあと思う場合は潔く諦めて制作活動に充てるのもありです。
本人のやる気次第でなんでもできる?制作のクラス
次に午後のクラスですが、こちらは先生によってデン語か英語を使ってくれるかかなり分かれます。ゲストティーチャーの場合はかなり気を使って英語を使ってくださる方が多かったです。あとはゲストティーチャーの方が各国で授業やエキシビジョン、講演を行っていることが多いからかデン語だから、英語だから、といったこだわりはあまりなく柔軟な方が多かったです。
もちろん、他の先生も個人的に質問やレクチャーを受ける際などは英語で話してくださるのでそこまで問題では無いですが、メインはデンマーク語でした。
私は最初のタームでセラミック、次にデジタルフォト、ジュエリーの授業を取りました。
授業を取る前に各クラスへ行き、先生方から授業に関しての説明を受けるオリエンテーションがあるのですが、そこでは基本的に先生方のモットーやエキシビジョン、マテリアルフィー、定員人数などに関しての説明を受けます。
ちなみに教材費は確か5000DKKを入学前に支払っていたのでその中から使ったマテリアルフィーを引かれて、差額は卒業時に調整となっていました。私は帰る時にいくらか返ってきましたが、追加で5000DKKくらい払っている子もいました。
セラミックのクラス
まずセラミックですが、その時は1ターム丸ごとゲストティーチャーによる授業でした。
セラミックは日本で扱った経験がなく、個人ではなかなかできないものなので興味がありこの授業を取りました。
エキシビジョンのテーマがブレックファーストだったので、基本的にみんな食器類を制作していましたが、性器をモチーフにした灰皿を作っている子などもいたので、めちゃめちゃ自由です。本人にとってブレックファーストならブレックファーストです。ちなみにブレックファーストとは別に私はアクセサリーも作っていました。
いくつかの成形のパターンを最初に教わり、基本はろくろを使わずに作品を作っていました。クレイはキロ単位でいくら、という風に設定されています。クレイの種類も確か3種類ほどあり、それぞれの特徴やどんなものを作るのに向いているかなども教わります。塗料等は学校にあるものをミックスしたりして使いました。
最終的にはみんな大量の作品を完成させるのですが、やはりセラミックはめちゃめちゃ重いです。巨大な壺とかを作っている子もいましたが、外国人にこれはかなりキツいです。あれを日本に送るだけで5万くらいしそうです・・しかも多分日本に着く頃は粉々です・・。
ということで私はちっちゃいものばかりを作りましたが、それでもやはり重いし、かさばるしで、かなり現地で捨てました。笑
なのでセラミックのクラスを取るなら完成した作品について一度検討された方がいいかと思います。
デジタルフォトのクラス
まともに授業を受けた記憶はないものの日本では写真専攻で大学に行っていたので、先生がデン語だらけの授業でもなんとかなりました。あとは英語でも普段使わない言葉が度々出るので、ああこれって英語でこう言うんだ〜と勉強になりました。笑
エキシビジョンは特にテーマはなかったと思います。初めてデジイチを使う子も中にはいたので、カメラの操作に関してやフォトショの使い方、ライトニングのテクニックなど、基本的なことがメインの授業でした。あとは授業の合間合間に世界のフォトグラファーのインタビュー動画や作品を見ることも頻繁にありました。
かなり簡素なもののスタジオとして使える場所もあったので私は元から好きなポートレートばかりを撮っていました。もう本当にモデルのみんなにありがとうでいっぱい。
モザイクなしの写真はインスタに載せています。
あと、このデジタルフォトのクラスで面白かったのは学校の先生のつながりで印刷会社の見学に行ったことと、実際にそこで企業向けなどに出しているマテリアルにプリントができたこと。私はサテンの生地にプリントしてエキシビジョンに出したのですが、日本ではあまり機会がないとそういうことはしないので、いい経験になったと思います。あと、紙より傷まないのと日本への持ち帰りも便利かなと思います。
ジュエリーのクラス
ミリ単位の金属加工!
このクラスもゲストティーチャーによるものでした。とっても優しくて明るくて無邪気な先生で授業も一番楽しく取り組めました。
デンマークへ行く前からジュエリーのクラスに興味があったのですが、一体どんなマテリアルを使うのか?とても疑問に思っていました。
実際には好きなマテリアルを好きに使えるのですが、メインのマテリアルはメタルでした。
あわあわから取り出す時のわくわく!
これが一番手が込んでたかなあ
私はbrassとcopperをメインに使っていましたが、silverを別で購入して利用している子もいました。基本は手持ちの糸のこぎりで切って、ファイリングして、磨いてといった感じで、あとは金属を熱して接合や、バーナーでさらに熱して金属を溶かして成形などもありました。これはなかなかできない経験なので一つ一つの作業がとにかく楽しかったです。アニメのクラスのゲストティーチャーなんかも現れて一緒にブローチを作ったりしていました。笑
授業以外にもコペンハーゲンのエキシビジョンを見にいったり、ホルベック内のミュージアムへ行ったり、全く飽きませんでした。
授業内で都度テーマが与えられ、それに沿って作品作りをしていたため校内エキシビジョンではそのテーマごとに作った作品と、あとは好きに作った作品などを並べて展示しました。
と、まだまだお伝えできることがありそうな気がしますが、こんな感じです。
ちなみにエキシビジョンはいつもお菓子や、お酒が出たり、他の生徒の作品をじっくり見れてすっごく楽しいです。ここの生徒ではなくても誰でも見に来れますので、コペンハーゲン周辺にお住いの方はアートと美味しいサムシングを楽しみにいらっしゃるのもおすすめです〜
カナダのデニーズで朝ごはん
ボリューム満点すぎる朝ごはん
今朝はブレックファーストビジネスミーティングに連れてってもらい、デニーズへ行きました。
ストロベリークリームパンケーキ $12くらい
ホワイトチョコが入ったバターミルクパンケーキがふわっとしてておいしい〜
単品メニューが見つからなかったのであるのかよくわからないけど、パンケーキを頼むとポテトと卵2個とベーコンorソーセージがついてきます。
でかすぎます〜〜
完食目指したけど、カナダ人(5人全員男性)もそれぞれのブレックファーストメニューをみんな残してたので諦めました笑
卵はサニーサイドアップ、ボイル、スクランブルとかいろいろ選べて、これはポーチドエッグのハードです。
7時に集合してランチはスキップしたけど16時になる今でも胃の膨満感がすごい。。笑
朝に食べるなら二人でちょうどいいくらいの量だと思います。
パンンプキンスパイスが出たら秋のサイン
あとこれは先日のティムホートンズの秋メニュー、パンプキンスパイスラテ
これが出たらもう秋ですよ〜クリームが溢れてるよ〜
ティミィーズは甘々で全然行かないけど、フレンチバニラとかより私はこっちの方が飲みやすかったです〜
デンマーク留学について⑥寮と学校の設備
あーんめちゃめちゃめちゃめちゃ台湾行きたい〜〜小籠包水餃子麺線!泣
フォルケホイスコーレの気になる寮
今回は私がいったフォルケホイスコーレの寮と学校内の設備やどういった環境なのか、写真と共にお伝えしたいと思います〜。私が学校に来る前にすっごく気になっていたのは、寮で、どんな部屋なのかな、とか、ふたり部屋を選択してたのでどんな風にシェアするのかなあ、とか!
まず、お部屋からご紹介しましょう〜
続きを読むデンマーク留学について⑤現地での手続き(破格で大容量のSIMカードとCPRナンバー、イエローカード)
デンマークについてから行うこと
さて、学生ビザも取得し現地に着いてからの手続きですが、大したことはありません。
私が行ったのは、現地SIMの入手、住民登録とCPRナンバー(個人番号)取得及びイエローカードと呼ばれる保険証の取得の申請です。
CPRナンバーを取得することによって、デンマーク人と同様に病院に行くことができ、診療費も国がまかなってくれます。しかもEU内で医療が必要になった際も補助してくれるとか。太っ腹!あとは図書館で必要だったり銀行口座を持つ際など、デンマーク生活の様々な場面でCPRナンバーが必要です。
驚きのデータ容量!SIMカード
まず現地SIMですが、デンマークへ渡航される方はSIMフリーの端末を持参されることをオススメします。
完全にフリーWiFiのみで過ごすなら関係ないですが、デンマークでは格安でプリペイドSIMカードが手に入ります。格安といっても、日本の格安SIMをはるかに上回る格安。物価高のデンマークで!なので留学などの長期渡航でなくても、旅行で行った際にもこの価格なら私は購入すると思います。
私の場合は渡航前にiPhone6を使っており、SIMロックのかかったものだったのと、3GS世代から使っていてどんどんでかくなるiPhoneに疲れて6は使ってみたら許容範囲外だった(笑)から小さくしたくてSEが欲しくて、apple storeでSIMフリーの端末を購入しデンマークへ持って行きました。
ちなみにこの下取りプログラムはとってもありがたい〜
iPhone6をお店に持っていってその場でちゃちゃっと下取りをしてもらって、SE購入時に差額を支払うだけ。多分今の価格より当時は6もうちょっと高めに下取りしてもらった気がする。なのでSEが3万以下くらい?2万くらい?だったと思います。
その場で日本で使ってたSIMをSEに移し設定等も行っていただいたので、スーパーあっという間でした。
デンマークに着いてから、プリペイドSIMを買える場所はたくさんあります。普通にセブンイレブンに何種類か置いてあったりするので、購入するのは簡単だと思います。
私は初日の泊まったホテルのフロントのお兄さんにオススメのSIMを聞いてみたところLycamobileという会社をオススメされたのでこちらにしました。
実際他の会社もそこまで大きく変わらなそうですが、コペンハーゲン中央駅のbaresso裏あたりにこじんまりしたお店がありそこで見つかったので購入し、お店の方にSIMの入れ替えや設定まで行っていただきました。
ただ、オンラインと、実店舗でのプランが異なるらしいのでご注意ください。
私は初めは画像にもある1ヶ月35GBで10時間の通話(特定の国に限る)、国内SMSフリーで99DKK(当時の日本円だと1500円くらい)のプランで申し込みました。
もうこの段階で35GBというデータ量に驚きなんですが、オンラインだと同じ料金で"All in one"というのがあり先ほどの条件にプラスしてデータ無制限のプランが!笑
日本にはLINEなどインターネット経由で電話すれば良いので日本への国際電話も必要ないし、超絶破格のプランにただただびっくりでした。
私がいたエリアがまあ木々に囲まれた辺鄙なところでしたので時々電波があれ?ってことはありましたが、一応LTEだし、学校にいるときは基本WiFiあるしで特に安いからといって困ることはありませんでした。
アメリカからの電話も普通に受けられたり、国際電話も料金内に含まれているようなのも驚きです。
ちなみに設定次第ではデンマーク外でもローミング利用できたりするようですが、そちらはちょっと料金形態がわかりにくかったので、もしかしたら現地で短期SIMを買う方が便利かもしれません。かなりいろんな国でLycamobileの取り扱いがあるようですが国によってだいぶプランも変わるみたいなので、ご注意ください〜
今カナダで使ってるSIMは4GBで国内(エリア指定あり)の電話、SMSがフリーで40ドルほど。これでもカナダ内ではかなり安い方だけどデンマークと比べるとちょっとなーと思ってしまいます〜
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住民登録
次に、現地での生活で必要となる住民登録に関して。
ここにも記載があるように、ビザの取得から3ヶ月以内または現地への滞在完了から5日以内に住民登録を行う必要があります。
Kommuneと呼ばれる、各地の市民センター等にて登録を行います。
私は到着初日と翌日のみのコペンハーゲン滞在でしたのでホルベックにて申請を行いましたが、学校の所在地がホルベックでもコペンハーゲンで申請できるので、早めにデンマーク入りした場合は先に住民登録を済ませてしまうといいと思います。理由は受付時間の関係で学校が始まってからだと行きにくいからです。
結局私は学校の先生の車に乗せてもらいお昼休みの時間を利用して最寄りのKommuneまでつれていってもらいました。
中に入ると受付票を発見する機械があり、そこで番号札を持ってしばらく待ちました。
番号が呼ばれカウンターへ行き、CPRナンバーを取得したいと告げ滞在許可証とパスポートを渡し、コピーを取っている間に渡されたフォームに個人情報を記入して、学校や住所の証明として入学許可のPDFを見せたりして、あとはカウンターのおばちゃんがちゃかちゃか手続きをしてくださって、じゃあ郵便で届けるから待ってね。と。待った割には手続きはあっという間でした。
で、しばらくすると学校の住所に何回かに分かれて、CPRナンバーやイエローカードが届きました。特にイエローカードの話はカウンターではしなかったのですが、CPRナンバーを取得するということはそういうことみたいですね。
あとは、デンマークで頻繁に使われるNemIDというネットバンキングのカードなんかも、CPRナンバー取得後に申請できるため、そのお知らせ等も届いていました。あと、子宮頚がん検診のお知らせも!検診実際に行ってみたので、これもまた時間があれば書こうかなあ。
ワーホリ等で現地で収入を得る方には必要になるものだと思うのですが、私はなくても大丈夫でしたのでNemIDのことはよく分からないのですが、いずれお伝えする交通機関のICカード等でもNemIDが必要なシチュエーションがあったのであると便利だろうなと思います。
実際のイエローカード!住所は学校です笑
ここに、指定クリニックの情報も記載されてます。
デンマークの怪しい寿司やデンマーク人、デンマークの交通などについてはこちら↓から